20xx年日语专业四级考试真题
Ⅰ.聴解(1×25=25点)
Ⅱ.文字、語彙、文法
一、次の文の下線をつけた漢字の正しい読み方を、後のA、B、C、Dの中から一つ選びなさい。(1×10=10点)
26.きめの細かい、なめらかなクリームの方が皮膚に良い。
A.ほそ B.ほさ C.こめ D.こま
27.僕はよく休日を利用して旅行にいく。
A.やすみひ B.やすみび C.きゅうにち D.きゅうじつ
28.彼はさすが有名な歌手だけあって、いい喉をしている。
A.のと B.のど C.のうと D.のうど
29.それは客観的現実にあわない、無邪気な考え方にすぎない。
A.ぶじゃけ B.ぶじゃき C.むじゃけ D.ぶじゃき
30.封建的人間関係は、社会の近代化を著しく妨げるものである。
A.はばみ B.こばみ C.さまた D.さまち
31.このような珍しい本を入手することはなかなか容易なことではないんだよ。
A.よい B.ようい C.よえき D.ようえき
32.きみに恥をかかせるようなことは決してしない。
A.はじ B.はず C.はち D.さらし
33.頂上へ近づくにしたがってしだいに眺めがよくなる。
A.なぞ B.のぞ C.なが D.のが
34.本屋の店内には天井まで本がぎっしり積み上げられている。
A.てんじょう B.てんせい C.てんい D.てんじん
35.技術はね、そう簡単に習えるものではないんだよ。
A.まな B.しゅう C.なら D.しゅ
二、次の文__に入れるのに最も適当な言葉を後のA、B、C、Dから一つ選びなさい。(1×20=20点)
36.人間は誰でも、見てはいけない言われると__見たくなるものだ。
A.あまり B.かなり C.なかなか D.よけい
37.持っていたお金を__使ってしまって、おみやげも買えなくなった。
A.じゅうぶん B.すっかり C.ずっと D.ちょっと
38.病気だと聞いてお見舞いに行ったが、__元気だった。
A.大いに B.ほとんど C.あいにく D.けっこう
39.「十時以降なら__家にいるので、電話してください。」
A.だいぶ B.実に C.たいてい D.一向に
40.これは何だかおかしい__。
A.こと B.わい C.だい D.ぞ
41.会社を首になり、不況で次の仕事もみつからず、親からの借金は増える__。
A.一方だ B.一杯だ C.片方だ D.両方だ
42.試験勉強をしなければならないが、つい眠気を__。
A.悟る B.思う C.催す D.気づく
43.あの時のことが脳裏に__付いて離れない。
A.焼き B.打ち C.砕き D.押し
44.ガンは発見が早ければ早い__、治る確率が高いそうだ。
A.より B.ほど C.かぎり D.ことに
45.植物の根はいくつかの重要な機能をもっている。__土の中から必要な水分と養分を取り入れること、葉で光合成された養分を蓄えることなどである。
A.しかし B.例えば C.結局 D.要するに
46.(他社の部長に)山田社長によろしく__ませんか。
A.おっしゃってくれ B.伝えてくれ
C.話してくれ D.お伝えください
47.(部下が課長に)「部長はこの点についてもう少し工夫が必要であると__ました」
A.言い B.申し C.おっしゃい D.述べ
48.かわいくてかわいくて目に入れても痛くない__だ。
A.より B.ことに C.かぎり D.くらい
49.九月から、私鉄、地下鉄の運賃が値上げされる__。
A.といえなくもない B.といえるだろう
C.ということだ D.というものだ
50.欲しくて__カメラがあるが、高くて、手に入れることは難しい。
A.たまらない B.我慢できない C.いけない D.たえ
られない
51.百万円も?こんな大金、親が貸してくれる__。
A.わけではない B.わけはない C.つもりはない D.たとえはない
52.弁論大会で入賞したことをみんなに__しようがない。
A.話したくて B.話したいので C.話したところで D.話したがって
53.彼のほうが悪いんだから、きみが謝る__。
A.ことだ B.ことはない C.ことにした D.こともある
54.用事があって電話__留守だった。
A.するところ B.しているところ C.したところ D.したいところ
55.先生が言った__勉強すれば、絶対能力試験に合格できるよ。
A.途端に B.通りに C.ところに D.途中に
三、次の文の__に入れるのに最も適当な助詞を後のA、B、C、Dから一つ選びなさい。
(1×10=10点)
56.花は咲く__鳥はさえずる__、楽しい春になった。
A.けれども…けれども… B.から…から…
C.し…し… D.たり…たり…
57.田中さんのけがはなおる__十日ぐらいかかるだろう。
A.のと B.のに B.ので D.のを
58.英語も数学も学校を出てからは、忘れていく__だ。
A.ばかり B.しか C.ほど D.くらい
59.「デパートで何か買いましたか。」
「ええ、シャツ__靴下__、いろいろ買いました。」
A.と…と B.が…が C.など…など D.とか…とか
60.牛乳__バターやチーズを作る。
A.にも B.とも C.から D.ので
61.(女性)それ、私のコートだ__。
A.い B.の C.わ D.ぜ
62.今日は雤が降る__,雲一つないいい天気だった。
A.どころか B.ものの C.ところで D.ことか
63.薬物で治療する__手術するほうがいい。
A.から B.より C.ので D.まで
64.試験が近づいた__、とても遊んではいられない。
A.ところで B.のに C.ものの D.から
65.冗談__そんなことを言ってはいけない。
A.とは B.にも C.でも D.では
四、次の文の__に入れるのに最も適当な表現を後のA、B、C、Dから一つ選びなさい。(1×10=10点)
66.彼は二十歳にもなったくせに、まだ親に部屋の掃除をして__。
A.くれている B.もらっている C.あげている D.くださっている
67.知り合いだからといって、無料で__。
A.入場させてはいけない B.入場させてもかまわない
C.入場させるほかはない D.入場させたらいい
68.おじは若いころ仕事を__、夜学校へ通っていた。
A.しながら B.したので C.しても D.したのに
69.お母さんは忙しいので、子供を買い物に__た。
A.行っ B.行かせられ C.行かれ D.行かせ
70.私は一度日本へ行って__と思う。
A.みたがる B.みる C.みたい D.みよ
71.昨日頭が痛くて来たくないと言っていたら、今日は来る__。
A.ものではない B.はずはない
C.わけにはいかない D.のではない
72.「電話をかけたいので、百円玉を__。」
A.お借りできませんか B.お借りしませんか
C.お借りくれませんか D.お借りになりませんか
73.わたしは昨日の英語の試験の結果が気に__。
A.なっていけない B.なってはいけない
C.なってならない D.なってはならない
74.芋を__が、どうしてもたべられなかった。
A.食べた B.食べなっかた
C.食べようとした D.食べてならなかった
75.図書館で借りられる本だから、本屋で買う__。
A.わけもない B.はずではない C.ほうがいい D.までもない
Ⅲ.読解
「読解A」
五、次の(文章1)~(文章4)を読んで、それぞれの問いに対する最も適当な答えをA、B、C、 Dから一つ選びなさい。(1×10=10点)
(文章1)
青春時代、文学を語ったボーイフレンドから再会したいとの電話があった。私は慌てた。何しろ半世紀以上[①]。女は老けやすい。初恋の相手ではないが迷う。思い切って会えば、同時代を生きてきたか話題は極めて豊富である。再会することによって、嫌われたり嫌われたっていい。②聞き直って[注1]最寄りの駅で会うことにした。おしゃれをすると薄着になり風邪を引くのでズボンは離さず、ジャンバーだけコートに変えた。
約束した時刻、駅の改札口で待つことしばし。果たしてお互いの顔のみわけが付くだろうか。向こうでもそんな気持ちでいるに違いない。分からなかったらどうでしょう。仕方がない、運を天に任せようと思って時計の針を見上げていると、電車がついてどっと乗客がおりてきた。
テレパシー[注2]といおうか、それらしい人がじっとこちらへ視線を注いで近付く。③私はちょっと耳の所まで手を挙げた。近付いてくる人の視線がたちまちこれに答えた。
答えた笑顔の中に半世紀の面影が浮かんだ。
[注1] 聞き直る:(辞書的な意味)急に態度を変えて、厳しい様子を見せる。
[注2] テレパシー:(辞書的な意味)遠く離れいる人同士の気持ちや考えていることが、一種の心霊現象で分かること。
76.[①]に入る一番適当な言葉はどれか。
A.お目にしていない B.お目にかかっていない
C.お会いになっていない D.拝見していない
77.②聞き直ってとはこの文章ではどんな意味なのか
A.女は老けやすいものだと思って
B.会えば話すことはたくさんあると思って
C.初恋の相手ではないと思って
D.嫌われたら嫌われたっていいと思って
78.③私はちょっと耳の所まで手を挙げたとあるが、なぜこの動作をしたのか
A.たぶん昔のボーイフレンドじゃないだろうと思ったら
B.昔のボーイフレンドだとすぐわかって、自信があったから
C.昔のボーイフレンドかもしれないと思ったが、自信がなかったから
D.昔のボーイフレンドだとすぐ分かったが、手を高くあげるのは恥ずかしいから。
(文章2)
言葉の姿である文字には、意味と印象がまとついています。しかし新聞を読む私たちは文字の意味を読み取るだけで、文字の印象を「①]ことはまれです。ところが[地震]という本文用の小さな文字も、拡大されて見出しになると[地震!]、感嘆符つきの印象を意味と一緒に読まされている、と気付くはずです。
79.[①]に入る一番適当な言葉はどれか。
A.気になる B.気に入る C.気にする D.気に掛かる
80.作者が言いたいことは何か。
A.私たちは気が付かなくても文字の印象の影響を受けている。
B.拡大された文字は小さいな文字より印象が強い。
C.私たちは文字の意味より印象に注意している。
D.文字が拡大されると意味が変化する。
(文章3)
ところで、保険とは何でしょうか。人は事故や病気で,いつ死ぬかもしれません.(中略)こういう不幸は、偶然で、起こるかもしれないし、起こらずにすむかも知れません。ただ、不幸に遭う人は非常に少ないことは確かです。[不幸に遭うかもしれない]と思う人がたくさん集まって、①その時にそなえて、少しずつお金を出し合えば、大きな額になります。[ちりも積もれば山となる]です。その大部分の人は不幸に遭わずに住みますから、不幸にあったわずかな人は、他の人たちが払ってきた、まとまったお金をもらえる、というのが②保険の基本的な考え方です。
81.①その時とはたとえばどんな時なのか。
A.保険に入った時 B.人がたくさん集まった時
C.お金が大きな額になった時 D.火事や病気になったりした時
82.②保険の基本的な考え方に含まれるものはどれか。
A.事故で死んだり、家が火事になったりする人は少ない。
B.みんなで少しずつお金を出し合えば、不幸に遭わない。
C.自分が死んだ後のことを心配しても仕方がない。
D.自分が不幸に遭う心配をする人はあまりいない。
(文章4)
日本人の生活習慣も、時代とともに変わっていく。ほんの少し前までは、春や秋になると、畳を乾燥させるために、家の中から畳を外に出す光景があちこち
で見られたものである。どんなに忙しい生活をしている人でも、①これだけは続けてきた。畳は暮らしの中に季節感を作り出していたのである。
最近では、②畳がだんだん見られなくなってきている。畳の上に座る、畳の上で家族みんなで食卓を囲む、畳の上に布団を敷いて眠る。客が来れば、その畳の上に手を付いてあいさつする。それが当たり前だった生活は、つい昨日のことである。畳は日常の生活とともにあったのである。
畳という言葉は、古い時代の文学や記録にも出ている。③昔から日本人の生活の中にあったものと考えてよいのであろうが、その頃は、床に敷く布や毛布のようなものを畳と呼んでいたらしい。そして、使われない時は畳んでしまっていた。つまり「たたむ」物だからタタミということばが生まれたのだろうと思われる。
83.①これは何を指しているのか。
A.生活習慣は時代とともに変わること B.タタミを外に出して干すこと
C.あちこちでタタミを見ること D.忙しい生活をしていること
84.②畳がだんだん見られなくなってきているとは、どのような意味なのか。
A.畳の大きさが小さくなった。 B.畳がより一般的になった。
C.畳をまったく掃除しなくなった。 D.畳があまり使われなくなった。
85.③昔から日本人の生活の中にあったとあるが、昔の畳はどのようなものだったのか。
A.使わないときは畳んでおくものだった。
B.現在の畳とまったく同じものだった。
C.布や毛布とともに使われるものだった。
D.旅に出るときにもっていくものだった。
[読解B]
六、次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。こたえはそれぞれのA、B、C、Dから最も適当なものを一つ選びなさい。(1*10=10点)
言葉というものは、たとえば、「花」や「雪」にしても、ただの単語として使われる場合もあるが、またそれと同じ形でも、「雪!」と言って、[雪が降った。]という意味をあらわし、「花!」と言って、[①]というよろこびをあらわす場合もあります。そして、そういう場合は、②きっと、目つきと顔つきはもとより、なんらかの身ぶりや動作までともなって、その場合の心の中を、ありのままに相手や周囲の人々と通じあうのが一般であります。
[③]、人間の歴史をさかのぼると、音声による言葉の生活がはじまる前に、ただ、ものを指さして心と通じあったり、首を縦にふって承諾を、横にふって、不承諾をしめすというような、動作や身ぶりで通じあった時代がありました。今でも、未開人種の中には、音声による言葉をもっていない人種がある④そうです。人間が、音声による言葉を持つようになったということは、[⑤]知識の発達に役立ったか知れません。人間がほかの生物と違って、今日のような進歩した生活を営むことができるようになったのは、音声による言葉を使い出し
たためだと言っても、[⑥]言いすぎではありません。そのうえ、人間はさらに、その音声が目で見ることができる文字を発明しました。音声による言葉は、その場にかぎり、そのときにかぎり消えてしまうのだが、文字によって書きしるされた言葉は、どんなに遠くへでも、また、何千、何千年の後でも、⑦それを伝えることができますように、文字による言葉によって、古今の知識を集め、東西の知識を通じあうことができるようになりましたので、⑧世界中の学問や技術が進歩したことは、驚くほどでありました。
このようなわけで、私どもの言葉の生活は、音声を主とした、話し聞く談話生活と、文字による書き読む文章生活とに段階づけて考えることが便宜であると思います。そのように、段階をつけて考えるのは、どの民族でも、また人間でも、はじめはきまって話し聞く談話生活しか持つことができませんが、発達するにつれて書き読む文章生活をも、持つようになるからであります。[⑨]談話生活が文章生活の土台であるとともに、これはまた、発達の順序にもなっているのであります。
86.[①]を補う言葉として、つぎのどれが最も適当か。
A.「ああ、花が見たい。」 B.「まるで花のようだ。」
C.「まあ、花が咲いた。」 D.「おや、花がない。」
87.②きっとは、次のどれに直接かかるのか。
A.目つきや顔つき B.ともなって C.通じあうのが D.一般であります
88.[③]に入る言葉はどれか。
A.ところが B.たとえば C.そして D.つまり
89.④そうですと同じ意味に使われているものは次のどれか。
A.あのチームが強そうです。 B.あのチームは強いそうです。
C.本当にそうですか D.はい、そうです。
90.[⑤]に入る言葉はどれか。
A.これほど B.それほど C.あれほど D.どれほど
91.[⑥]に入る言葉はどれか。
A.ほんとうに B.けっして C.たぶん D.まったく
92.⑦それとあるが、次のどれを指すのか。
A.言葉 B.知識 C.文字 D.音声
93.⑧世界中の[中]の意味用法を違うものはどれか。
A.部屋中 B.空気中 C.会議中 D.一晩中
94.[⑨]に入る言葉はどれか。
A.さて B.しかし C.つまり D.そして
95.この文章につける題として次のどれが最もよいか。
A.人間の言葉の分化の歴史について
B.人間の言葉の発達の歴史について
C.音声言語と文字言語の分化を語る
D.音声と文字による言葉の働きの違い
【第二部分】
Ⅳ.作文
七、「クラスメート」という題で、指定した用紙に作文をしなさい。