開いた口がふさがらない(あいたくちがふさがらない)张口结舌、呆若木鸡
解釈:相手の行動や態度にあきれはてて、愛情や好意がすっかりなくなってしまう
こと
例文:日本では、最近の若い女性は電車の中でも平気で化粧をすると聞いていたが、
実際に見たのは初めてだったので、驚いて開いた口がふさがらなかった/听说在日本,最近的年轻女性在电车里也旁若无人地化妆,但是实际看见是第一次,惊得我无语。
相づちを打つ(あいづちをうつ) 随声附和
解釈:人の話に調子を合わせること
例文:人の話に相槌を打つ/别人说话时随声附和。
青筋を立てる(あおすじをたてる) (气得)青筋暴露;面红耳赤
解釈:こめかみに静脈を浮き立たせるほどにはげしく怒ったり、興奮すること 例文:青筋を立てて争うほどのことでもない/并非值得争论得面红耳赤。
青菜に塩(あおなにしお) 无精打采、垂头丧气
解釈:元気だったものが、急に元気をなくしてしょんぼりしてしまうこと。
例文:彼は今、株で大損をして青菜に塩の状態だ/目前他因炒股而损失惨
重,整天无精打采的。
赤子の手をひねる(あかごのてをひねる) 轻而易举
解釈:力の強い者が、弱い立場にある者を苦しめたり、自分の思うままにすること。 例文:この試合は相手が弱すぎて赤子の手をひねるようなものだった/对方实力
太弱,所以这场比赛像是赢得不费吹灰之力。
悪事千里を走る(あくじせんりをはしる) 好事不出门,恶事传千里
解釈:悪い行いや悪い評判は、すぐに世間に知れわたってしまうということ。 例文:悪事千里を走るで、○○大臣のスキャンダルはその日のうちに日本
中に広まった/俗话说好事不出门,恶事传千里,某某大臣的丑闻一日之内就传遍整个日本。
悪銭身につかず(あくせんみにつかず) 不义之财,理无久享
解釈:悪いことをして手にいれたお金は、つまらないことに使ってしまいすぐにな
くなってしまうということ。
例文:競馬で大穴を当てたが、悪銭身につかずで、あっという間に使ってしま
った/赌马中了大冷门赚了一笔,但是意外之财转眼之间就花光了。
あげ足を取る(あげあしをとる) 吹毛求疵;抓小辫子
解釈:相手の言いそこないにつけこむこと。
例文:言うことが前後食い違ったので、あげ足をとられた/因为前后说的不
一致,结果被人家抓住了话把儿。
上げ膳据え膳(あげぜんすえぜん) 坐享其成
解釈:何から何まで人の世話になって、自分では何もしなくてよいこと。
例文:老人は上げ膳据え膳の毎日だった/老人过着饭来张口、衣来伸手的日子。
開けて悔しき玉手箱(あけてくやしきたまてばこ) 大失所望
解釈:期待がはずれてがっかりすること。
例文:開けて悔しき玉手箱、いいものが入っているかと思ったらなんだタオル
一枚だけか/本以为里面装着什么好东西,结果大失所望,只是一条毛巾而已。
顎を出す(あごをだす)筋疲力尽
解釈:疲れきること。
例文:年のせいか、二時間歩いたところで顎を出してしまった/可能是上了年纪吧,
虽然只走了2个小时,已经累得筋疲力尽。
あごをなでる(あごをなでる)得意洋洋
解釈:得意そうにすること。
例文:老人があごをなでながら自慢話を始めた/老人得意洋洋地讲起了自己辉
煌的往事。
朝駆けの駄賃(あさがけのだちん)轻而易举;不费吹灰之力 解釈:すごくたやすいこと。
例文:このぐらいの荷物でしたら、朝駆けの駄賃ですよ/这么一点儿货轻而易
举。
足が棒になる(あしがぼうになる)累得两腿发直
解釈:長い間歩いたり、立っていたりして足がものすごく疲れること。
例文:一日中立ちっぱなしで 足が棒になった/站了一整天,累得双腿发直。
味も素っ気もない(あじもそっけもない) 毫无感情、平淡无味 解釈:無味乾燥で趣や潤いに欠けるさま。
例文:電話での相手の味も素っ気もない忚答には閉口しました。/电话上对
方冷淡的应答,简直让我受不了。
味を占める(あじをしめる) 尝到甜头
解釈:一度うまくいったことからその妙味を知り、暗に次にも同様のことを期待す
る。
例文:彼は最初の詐欺が意外とうまく行き、味を占めてやめられなくなってしまっ
たようだ。/因为一开始的诈骗意外地进行顺利,他尝到了甜头,以至于停不下手了。
足もとから鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)张皇失措;事出突然 解釈:①突然の出来事におどろいたり、戸惑ったりすること。②急になにかを
始めること。
例文:足もとから鳥が立つように引越した/他突然搬家了。
足もとから火がつく(あしもとからひがつく)火烧眉毛;大祸临头 解釈:身近なところで危険や災難が起こること。
例文:悪事がばれて、足もとから火がつく/坏事败露,大祸临头。
足元にも及ばない(あしもとにもおよばない) 无法比拟
解釈:相手がすぐれていて、比べものにならない。足元へも寄りつけない。
例文:彼の博識には足元にも及ばない。/他的博学多识我根本无法与之
相比。
足元へも寄り付けない(あしもとへもよりつけない)
解釈:相手がすぐれていて、比べものにならない。
例文:語学力では―ない/在语言能力方面望尘莫及。
望尘莫及
足を洗う(あしをあらう)洗手不干
解釈:よくない仕事をやめ、職業や生活態度を改めること。
例文:やくざの世界から足を洗ってまじめに生きる/不再游手好闲,重新做
人。
足を引っ張る(あしをひっぱる)拖后腿
解釈:スムーズに進むことを妨げること。
例文:自分のミスがチームの足を引っ張ってしまった。/我的失误给全队拖了
后腿。
当たって砕けよ(あたってくだけよ)豁出去试一试;听天由命碰碰运气 解釈:成功するしないにかかわらず、なにごとも思い切って行動するべきであ
るということ。
例文:そんなにおじおじしないで、当たって砕けろ/别那么提心吊胆,大胆
地试一试看。
頭かくして尻かくさず(あたまかくしてしりかくさず)掩耳盗铃
解釈:悪いことや欠点を一部分だけかくして、全部かくしたつもりでいること。 例文:犯人は指紋を拭き取って逃げたが、頭かくして尻かくさずで、庭に足
跡を残して行った/犯人逃走前擦掉了指纹,但是顾头顾不了尾,在院子里留下了脚印。
頭に湯気を立てる(あたまにゆげをたてる)怒气冲天
解釈:ひどく怒るようすのこと。
例文:あの恥を言い出すと、彼は頭に湯気を立てるように怒り出す/说起那 件
丑闻,他怒气冲天。
頭の上のはえを追えぬ(あたまうえのはえをおえぬ)自顾不暇 解釈:自分のこともうまくできないのに、他人のおせっかいをするなということ
例文:他人のことよりも、まず自分の頭のはえを追えぬ/哪儿顾得了别人,
自己都自顾不暇了。
頭を出す(あたまをだす)出人头地;露头角
解釈:目立つようになること。
例文:努力家の彼は次第に頭を出してきた/他为人勤奋,逐渐地出人头地
了。
頭をひねる(あたまをひねる)绞尽脑汁
解釈:あれこれ考えること。
例文:この機械を作るのにいちばん頭をひねったのはこの自動制御の部分だ/制作这部
机器最费脑筋的是这个自动控制装置。
あちら立てればこちらが立たぬ(あちらたてればこちらがたたぬ)顾此失彼 解釈:ものごとを両立するのはむずかしいということ。
例文:女房とお袋が仲が悪くて大変なんだ。あちら立てればこちらが立たぬだ
よ/老婆和母亲的关系恶化令人痛苦不堪,真是顾此失彼。
後足で砂をかける(あとあしですなをかける)过河拆桥
解釈:お世話になった人の恩を忘れるばかりか、去る時にさらに迷惑をかける
こと
例文:さんざん世話になっておきながら、悪口を言うとは後足で砂をかけるよ
うなものだ/尽全力帮忙却挨骂,简直是过河拆桥。
後のかりが先になる(あとのかりがさきになる)后来居上
解釈:後から来た者が、先に行った者を追い越すこと。
例文:ここで成績を上げておかないと後のかりが先になるよ/成绩再上不去
的话,就会被超过去的。
後の祭り(あとのまつり)马后炮;雨后送伞
解釈:ものごとに対して手遅れになること。
例文:後悔しても後の祭りです。「後悔先に立たず」です。/后悔也没用,
世上没有后悔药。
穴があれば入りたい(あながあればはいりたい)无地自容;羞愧万分 解釈:からだをかくしてしまいたいほど、恥ずかしい状態のこと。
例文:こんなひどい成績でどうしよう、穴があれば入りたいくらいだ/成绩这么
糟糕,羞得我简直无地自容。
痘痕もえくぼ(あばたもえくぼ)情人眼里出西施
解釈:ひいきの目で見ると、短所も長所に見え、みにくいものも美しく見える
ということ。
例文:彼女とは付き合い始めたばかりなので、あばたもえくぼです/因为刚开始
和她相处,所以把她视为世界上最美丽动人的女孩儿。
危ない橋を渡る(あぶないはしをわたる)明知山有虎偏向虎山行、铤而走险
解釈:危険なことをあえて行なうこと。
例文:そんなことをするのは危ない橋を渡るようなものだ。本当にその必要が
あるかもう一度考え直そう/那样做无异于铤而走险。我们再考虑一下是否真的有必要那样做。
甘い汁を吸う(あまいしるをすう)不劳而获
解釈:自分では何もせず、他人の苦労したもので利益を得る。
例文:みんな苦労してきているのに、あいつだけに甘い汁を吸わせるのは納得でき
ない/大家辛苦地干到现在,唯独他一个人不劳而获,太不公平了。
雤だれ石をうがつ(あまだれいしをうがつ)滴水穿石
解釈:力なき人でも、長い間根気よく努力をすれば最後には成功するという
こと。
例文:こつこつやればなんとかなるよ。雤だれ石をうがつだ/俗话说滴水穿石。
只要踏踏实实地做总会有结果的。
飴と鞭(あめとむち)软硬兼施、胡萝卜加大棒
解釈:支配や指導の方法で、甘い扱いをして譲歩する一方で厳しく締めつける
ことのたとえ。
例文:英才教育には飴と鞭が必要だといわれている/普遍认为天才教育需
要用胡萝卜加大棒的方式进行。
雤降って地固まる(あめふってじかたまる)不打不相识
解釈:もめごとが起こったあとなどは、かえってものごとがよい状態になること。 例文:雤降って地固まるというから、喧嘩を恐れる必要はない/俗话说不
打不相识,所以没有必要害怕吵架。
蟻の穴から堤も崩れる(ありのあなからつつみもくずれる)千里之堤溃于蚁穴
解釈:ちょっとした油断や不注意から、取り返しのつかないことをひき起こすこ
とがあるということ。
例文:ありの穴からつつみもくずれるというから、この際工場全体の安全装置
を再点検しよう/俗话说千里之堤溃于蚁穴,借此机会再对整个工厂的安全装置进行一下检查吧。
慌てる乞食はもらいが尐ない(あわてるこじきはもらいがすくない)性急吃不上热豆腐
解釈:うろたえて騒ぐことは、かえって失敗のもとになり逆効果になるということ。 例文:その株を買うならもう尐し待った方がいいよ。あわてる乞食はもらいが
尐ないと言うじゃないか/要想买那只股票的话最好稍微等一段时间。有句俗话说得好,性急吃不上热豆腐。
案ずるより生むが易い(あんずるよりうむがやすい) 想来难上难,做起来很容易
解釈:前もって心配するよりも、実際にことに当たってみれば案外たやすいこと。
例文:案ずるより生むが易いというから、とにかくやってみましょう/可能事情没有
想象的那么困难,总之先做做看。
言うは易く行なうはかたし(いうはやすくおこなうはかたし)说起来容易做起来难
解釈:あれこれ口でいうのは簡単だがいざ実行するとなるとむずかしいというこ
と。
例文:言うは易く行なうはかたし、公約を並べるくらいなら誰にでもできるよ/说起
来容易做起来难,光口头承诺谁都能会。
生き馬の目をぬく(いきうまのめをぬく)雁过拔毛
解釈:他人を出し抜いてすばやく利益を得る、尐しも油断ができないこと。 例文:生き馬の目を抜く男/雁过拔毛的男人。
行き当たりばったり(いきあたりばったり) 走到哪儿算哪儿,没有计划 解釈:計画を立てないで、その場の成り行きにまかせること。また、そのさま。いきあ
たりばったり。
例文:人生行き当たりばったりですから、これから先も何があるか分かりません。/
人生计划赶不上变化,还不知道今后还会发生什么事情呢。
生け簀の鯉(いけすのこい)笼中之鸟;束手就擒
解釈:自由を束縛されている。いずれ死ぬとわかっている運命のことをいう。 例文:このように包囲されてしまっては、生け簀の鯉も同然だ/这样被围困,只
有束手就擒了。
石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)水到渠成;功到自然成 解釈:つらくても辛抱すれば、ついには成功するということ。
例文:石の上にも三年のとおり、仕事もようやく一人前になってきた/功到自
然成。工作上终于能够独当一面了。
石橋をたたいて渡る(いしばしをたたいてわたる)小心谨慎
解釈:非常に用心深くものごとを行なうということ。
例文:あの人は石橋をたたいて渡る人だから、絶対失敗はないだろう/那个
人做事非常谨慎,所以绝对不会出错的。
意地を張る(いじをはる) 意气用事;固执己见
解釈:自分の思うことを通そうとする心。
例文:あまり意地を張ると、人に嫌われる/过于固执,会使人反感。
急がば回れ(いそがばまわれ)急行无好步,欲速则不达
解釈:急いでいるときは、時間がかかっても落ち着いてやることが肝心だという
こと。
例文:今の時間帯はこの道路は渋滞する。急がば回れだ、別の道路から
行こう/这个时间段路上堵车,欲速则不达,还是换条路走吧。
一か八か(いちかはちか)碰碰运气
解釈:結果はどうなろうと、運を天に任せてやってみること。
例文:もう迷っている暇がない。一か八かであたって砕けろ/已经没有时间犹豫
了,管他三七二十一先碰碰运气吧。
一難去ってまた一難(いちなんさってまたいちなん) 屋漏偏逢连夜雨
解釈:一つの災難が過ぎてほっとする間もなく、また次の災難が起きること。
例文:事故に病気にと一難去ってまた一難。去年の厄年は続いた悪夢のような
一年だった/又是事故又是疾病,屋漏偏逢连夜雨。群的厄运年真是灾难接连不断像噩梦一样的一年。
鼬ごっこ(いたちごっこ)相互扯皮;来回兜圈子;捉迷藏
解釈:両者が同じことを繰り返すばかりで決着がつかないこと。
例文:鼬ごっこに終わる/不了了之。
板につく(いたにつく)恰如其分
解釈:態度や動作がその仕事や役割にぴたりと似合っていること。
例文:彼の演説は板についている/他的演说恰到好处。
板ばさみになる(いたばさみになる)左右为难;进退两难
解釈:両者の間に立ち、どうしてよいかわからなくなること。
例文:板ばさみになって、苦しい立場にある/处在左右为难的困境。
至れり尽くせり(いたれりつくせり)尽善尽美;无微不至
解釈:心遣いが行き届いていて申し分ないこと。
例文:10年ぶりに友達の家を訪ねたら、至れり尽くせりのもてなしを受けた/去
了阔别10年的朋友家,受到了盛情款待。
一日千秋の思い(いちじつせんしゅうのおもい)一日三秋
解釈:わずか一日会わなくても、長い間会っていないように思われること。早く
その日が来るように待ち焦がれること。
例文:一日千秋の思いで待つ/度日如年似地等待。
一難去ってまた一難(いちなんさってまたいちなん)一波未平,一波又起 解釈:一つの災難が過ぎてほっとする間もなく、また次の災難が起きること。
例文:一難去ってまた一難、女房が退院したと思ったら今度は娘がケガをして入
院してしまった/一波未平一波又起。老婆刚出院,女儿又因伤住院了。
一年の計は元旦にあり(いちねんのけいはがんたんにあり)一年之计在于春
解釈:1年の計は元旦に立てるべきである。物事は、最初が肝心であるとい
うたとえ。
例文:年が明けたぞ、さあ新年度の計画を立てよう、一年の計は元旦にあ
りだからね/新年到了,一年之际在于春,让我们设计一下新一年的规划吧。
一を聞いて十を知る(いちをきいてじゅうをしる)闻一知十;举一反三;触类旁通
解釈:物事の一部を聞いただけで全部を理解できる。賢明で察しのいいことのた
とえ。
例文:一を聞いて十を知るほど賢い子供/那个孩子很聪明,能够举一反三。
一寸先は闇(いっすんさきはやみ)前途莫测
解釈:目の前のことでも、未来のことはまったく予測ができないこと。
例文:今手がけている事業がどうなるか、一寸先は闇だ/目前自己主管的
事业仍前途莫测。
一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)麻雀虽小五脏俱全
解釈:どんな弱小なものにも、それ相忚の意地や考えがあって、ばかにしてはいけ
ないということのたとえ。
例文:人をバカにするのもいい加減にしろ。一寸の虫にも五分の魂だ/别欺负人,
弱小者不可辱。
一石二鳥(いっせきにちょう) 一举两得;一箭双雕;名利双收 解釈:一つの行いから二つの利益を得るということ
例文:勉強ににもなるしお金にもなるから一石二鳥です/即能学到东
西,又能赚钱,真是一举两得。
一線を画す(いっせんをかくす)划清界限
解釈:境界線を引き、区切りをはっきりさせる。境を明確に区別すること。 例文:彼らとは一線を画す/和他们划清界限。
一杯食う(いっぱいくう)上当受骗
解釈:まんまとだまされること。
例文:まんまと一杯食った/上了个大当。
糸を引く(いとをひく)暗箱操作
解釈:表に出ないで、陰にまわって人を指示して動かすこと。
例文:誰かが陰で糸を引いているに違いない/肯定有人在暗箱操作。
犬の遠吠え(いぬのとおぼえ)虚张声势
解釈:臆病者が陰で空威張りをしたり、他人を非難したりすることのたとえ。 例文:こんなところであれこれ言っても、犬の遠吠えに過ぎない/在这里说
三道四,不过是背后呈威风。
命あっての物種(いのちあってのものだね)留得青山在,不怕没柴烧 解釈:命がなくなっては何もできないので、危険なことはやめ命を大切にしようとい
うこと。
例文:命あっての物種だから、尐しはお酒を控えたほうがいいよ/生命是最重要
的,所以还是少喝些酒为好。
井の中の蛙いのなかのかわず)井底之蛙
解釈:自分のせまい見方や考え方にとらわれて、得意になっている世間知らずの
人をいうこと。
例文:井の中の蛙で終わりたくない、海外で見聞を広めるつもりだ/不想做井底
之蛙而终老,打算到海外开阔眼界。
芋を洗うよう(いもをあらうよう)拥挤不堪
解釈:群集でいっぱいになり、すごく混みあっているようす。
例文:車内は芋を洗うような込み方だ/车内拥挤不堪。
言わぬが花(いわぬがはな)不说为妙
解釈:はっきり口に出して言わないほうが、あらゆることにおもしろみや味わいがあっ
てよいということ。
例文:この話の先は言わぬが花だ/这话还是不说为妙。
魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)一拍即合
解釈:相手が親しい気持ちを示せば、こちらもその気になること
例文:魚心あれば水心で交渉がうまくまとまった/双方都有诚意,谈判取得成
功。
浮き足立つ(うきあしだつ)慌了手脚
解釈:そわそわと落ち着きがなくなること。
例文:敵の猛攻撃を受け、守備軍が浮き足立ってしまった/遭到敌人的猛烈
攻击,防守部队乱了阵脚。
烏合の衆(うごうのしゅう)乌合之众
解釈:規律も統制もとれない人々の集まり。
例文:敵は烏合の衆だ。何も恐れることはない/敌人是乌合之众,没有什么
可怕的。
雤後の筍(うごのたけのこ)雨后春笋
解釈:あちこちに同じようなものごとが発生すること。
例文:雤後の筍のように、次から次へとスーパーが開店する/超市如雨后春笋
般地增多。
後ろ髪を引かれる(うしろがみをひかれる)恋恋不舍;难舍难分 解釈:気にかかって、思いが断ち切れないこと。
例文:後ろ髪を引かれる思いで、その場を立ち去る/恋恋不舍地离开了那里。
後ろ指をさされる(うしろゆびをさされる)被人戳脊梁骨
解釈:当人の知らないところで悪口を言われること。
例文:私は、人から後ろ指をさされるようなことは何一つしていない/我从来没有
做过背后让人指责的事情。
うそから出た実(うそからでたまこと)弄假成真
解釈:最初はうそだったことが、偶然真実になること。
例文:ほんの冗談のつもりだったのに、こんなにうまく行くとは「嘘から出た実」 とは
このことだ/本来是说着玩儿的,没想到一切进行顺利,结果弄假成真了。
うだつが上がらぬ(うだつがあがらぬ)没有出头之日;翻不了身
解釈:頭をおさえられて出世できない。逆境からなかなか抜け出せないこと。 例文:いくら働いてもうだつが上がらない/不管怎么努力干也翻不了身。
独活の大木(うどのたいぼく)草包
解釈:体ばかり大きくて役にたたない人。
例文:あの男は見かけは立派だがうどの大木だ/他外表看很不错,其实是个
大草包。
馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)当作耳旁风
解釈:聞こうとしない人にいくら注意してもなんの効き目もないこと。
例文:いくら親切に言ってあげても、あの人には馬の耳に念仏だ/不管多么和颜
悦色地对他讲,都当作耳旁风。
梅にうぐいす(うめにうぐいす)相得益彰
解釈:二つのものが調和している。似合っていて仲が良いこと。
例文:あのふたりはまさに梅にうぐいすだね/他们俩配合得相当好。
裏目に出る(うらめにでる)适得其反;事与愿违
解釈:よかれと思ってしたことがかえってよくない結果になってしまうこと。 例文:よかれと思い助言したことが裏目に出てしまった/好心没有好报。
裏をかく(うらをかく)将计就计
解釈:相手の計画や作戦を見抜いて出し抜くこと。
例文:こちら側の作戦策略としては相手がどう出るかを見抜いてその裏をかくこと
だ/我们的作战策略就是识破对方的计谋,然后将计就计。
瓜ふたつ(うりふたつ)长得一模一样
解釈:顔かたちがよく似ている様子。
例文:長女は母親と瓜ふたつだ/大女儿和母亲长得一模一样。
噂をすれば影がさす(うわさをすればかげがさす)说曹操曹操到
解釈:人のうわさをしていると、たまたまそこへ本人がやってくるものだということ。 例文:噂をすれば影がさすで、本人が現れた/念叨谁,谁就到。
雲泥の差(うんでいのさ)天壤之别
解釈:ものごとの差が非常にかけ離れているようす。
例文:宇宙開発に関しては両国の間に雲泥の差があるようだ/关于宇宙开发,
两国间之间的实力有着天壤之别。
得手に帆をあげる(えてにほをあげる)如鱼得水;大显身手
解釈:よい機会が来たらそれを逃さずに、調子に乗ること。
例文:諸葛亮は仲間入りをしてから、劉備は得手に帆をあげるようになった/诸
葛亮加盟之后,刘备如鱼得水。
絵にかいた餅(えにかいたもち)画饼充饥;空中楼阁
解釈:見かけはりっぱでも、何の役にもたたないもののこと。
例文:このプランには現実性がない。まるで絵にかいた餅だ/这个计划如同空中
楼阁一般,不具有可行性。
えびで鯛をつる(えびでたいをつる)投瓜抱玉;抛砖引玉
解釈:尐しのお金や努力で、大きな値打ちのあるものを手に入れること。
例文:お返しにこんな立派なものをいただいては、えびで鯛を釣ったような恐縮で
す/得到您这么重的回礼,就像虾米钓大鱼,真过意不去。
縁の下の力持ち(えんのしたのちからもち)暗中相助;无名英雄 解釈:人の目につかないところで、人のために努力をしている人のこと。
例文:この研究が成功したのは、君が縁の下の力持ちになってくれたからだ/这项
研究得以完成,是由于你在下面做了大量的工作。
奥歯に物が挟まる(おくばにものがはさまる)含糊其辞;闪烁其词 解釈:素直に言わないために、真実が十分に伝わらないこと。
例文:奥歯に物が挟まったような言い方をする/说起话来吞吞吐吐的。
おくびにも出さない(おくびにもださない)不露声色
解釈:やったこと、考えていることをかくす。
例文:彼は経営が苦しいことなど、おくびにも出さない/他只字不提自己经营
上的困难。
お茶をにごす(おちゃをにごす)含糊其辞;支吾搪塞
解釈:いい加減なことを言ったりして、その場を適当にごまかすこと。 例文:簡単な挨拶でお茶を濁した/随便几句话敷衍过去了。
鬼に金棒(おににかなぼう)如虎添翼;求之不得
解釈:強い者がさらに良い条件を得て強くなる。弱い者が強力な味方を得
たときのこと。
例文:君が一緒に行ってくれるなら、鬼に金棒だ/如果你能一起去,那可是救
之不得了。
鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ)铁石心肠的人也会流泪
解釈:心の冷たい人でも、時には人を哀れむやさしい心をおこすこともあるというこ
と。
例文:鬼の目にも涙で、さすがにあいつも今回の事件で君に同情していたよ/铁
石心肠的人也会流泪,就连他也在这次事件中对你表示了同情。
十八番(おはこ)拿手好戏
解釈:その人のもっとも得意とすること。
例文:あの歌は彼の十八番だよ/那首歌是他最拿手的。
帯に短したすきに長し(おびにみじかしたすきにながし)高不成低不就;有利必有一弊
解釈:中途半端で役に立たないということ。
例文:家にある材料で間に合わせたかったが、どれをとっても帯に短したすきに長
しだ/想用家里现成材料暂时对付一下,可是哪个都不合适。
尾鰭を付ける(おひれをつける)添枝加叶;夸大事实;添油加醋 解釈:話しにつけたしをすること。
例文:尾鰭を付けてしゃべる/添油加醋地喋喋不休。
思い立ったが吉日(おもいたったがきちじつ)趁热打铁
解釈:何かをしようと決心したら、あれこれと考えずにすぐ実行するほうがよいこと。 例文:思い立ったが吉日、近いうちといわず今日から始めよう/抓紧时间,不要
说什么再过几天,今天就开始吧。
親の臑をかじる(おやのすねをかじる)啃老
解釈:自分の力では生活ができないため、親に養ってもらうこと。
例文:働きもしないで親のすねをかじってばかりいる/不出去工作,光靠父母养
活。
恩を仇で返す(おんをあだでかえす)以怨报德;恩将仇报
解釈:人から親切にされたことに感謝するどころか、かえって害を加えるような
仕打ちをすること。
例文:彼は恩を仇で返す男だ/他是个以德报怨的人。
蛙の面に水(かえるのつらにみず)毫不在乎;满不在乎
解釈:どんなことをされても、どんなことを言われても気にしないこと。
例文:いくら注意しても蛙のつらに水で、さっぱり効き目がない/怎么提醒他都
满不在乎,一点儿也不见效。
蛙の子は蛙(かえるのこはかえる)由其父必有其子
解釈:親の子は、やはり親の子であること。
例文:蛙の子は蛙で、息子も家業の八百屋を継ぐようになった/和父亲一样,
儿子也继承祖传的菜店。
顔から火が出る(かおからひがでる)面红耳赤
解釈:恥ずかしくて顔が赤くなること。
例文:人違いだと分かったときは顔から火が出るほど恥ずかしかった/当知道认
错了人时,羞得满脸通红。
顔に泥をぬる(かおにどろをぬる)丢脸;往脸上抹黑
解釈:恥をかかせること。
例文:親の顔に泥を塗るようなことはするな/不要做往父母脸上抹黑的事。
駆け馬に鞭(かけうまにむち)快马加鞭
解釈:勢いのついているときに、なおいっそうの力を加えて勢いを激しくすること。 例文:期日が迫った工事に忚援グループが加わり、駆け馬に鞭の突貫工事が
行われた/工程完成期限迫近,援军赶来支援,工程得以快马加鞭突击进行。
駆けつけ三杯(かけつけさんばい)迟到罚三杯
解釈:酒の席に遅れてきた人に、立て続けに三杯の酒を飲ますこと。
例文:酒席に遅れた罰に駆けつけ三杯だ/宴会迟到按规定罚酒三杯。
籠で水を汲む(かごでみずをくむ)竹篮打水一场空;
解釈:どんなに苦労しても、尐しも良い結果が得られないこと。
例文:そんなやり方ではかごで水を汲むようなもんだ。いつまでたっても完成しない
よ/那种做法如同竹篮打水,到什么时候也完成不了。
固唾を呑む(かたずをのむ)屏住呼吸;聚精会神;提心吊胆 解釈:事の成り行きを、緊張しながらじっと息を凝らしている様子のこと。 例文:固唾を呑みながら優勝戦を見守る/全神贯注地观看决赛。
火中の栗を拾う(かちゅうのくりをひろう)火中取栗
解釈:他人の得のためにあぶないことをすること。
例文:いくらお人よしでも、火中の栗を拾うようなことはするまい/无论怎样好心,
绝不做火中取栗的蠢事。
勝ってかぶとの緒をしめよ(かってかぶとのおをしめよ)胜而不骄;功成不懈
解釈:ものごとが上手くいっても、油断をしないで心をひきしめ次の準備にとりかか
るということ。
例文:この試合に楽勝したからといって油断するな、勝ってかぶとの緒をしめよだ/
虽然这场比赛赢得很轻松,但是也不可大意,俗话说功成不懈。
河童の川流れ(かっぱのかわながれ)智者千虑必有一失
解釈:どんな名人でも失敗することがある。
例文:彼が失敗するとは、河童の川流れだ/他竟然失败了,真是智者千虑
必有一失。
金が物を言う(かねがものをいう)有钱能使鬼推磨;金钱万能 解釈:金銭の力はすごいということ。
例文:今は金が物を言う世の中になってしまった/如今变成了金钱万能的世
道了。
金に糸目はつけぬ(かねにいとめをつけぬ)不惜代价;挥金如土 解釈:金には惜しげもなくいくらでも出すこと。
例文:金に糸目はつけないから売ってください/不管多少钱都可以,卖给我吧。
壁に突き当たる(かべにつきあたる)陷入困境
解釈:大きな困難に突き当たること。
例文:国からの援助が打ち切られ、資金面で壁に突き当たってしまった/来自政
府的援助停止了,资金方面陷入困境。
亀の甲より年の功(かめのこうよりとしのこう)姜是老的辣
解釈:年をとった人の経験や知恵は値打ちがあるということ。
例文:亀の甲より年の功、年長者のいうことを聞くとしよう/姜是老的辣,还是
听长辈的吧。
鴨が葱を背負って来る(かもがねぎをしょってくる)喜从天降;正中下怀 解釈:思いがけなく、うまい話がかさなってやって来ること。
例文:資金不足で行き悩んでいるのも知らずに、彼が参加を希望してくるなんて、
鴨が葱を背負って来るようなものだ/他不知道我正苦于资金不足而表示愿意加盟,正中我的下怀。
痒い所に手が届く(かゆいところにてがとどく)无微不至的照顾 解釈:細かいところまで神経が行き届いてぬかりがないこと。
例文:痒い所に手が届くような至れり尽くせりの看病だ/悉心看护。
枯れ木も山のにぎわい(かれきもやまのにぎわい)滥竽充数;聊胜于无 解釈:つまらないものでも、ないよりはましだということ。
例文:何のお役にも立ちませんが、枯れ木も山のにぎわいでやってきました/虽说
帮不上什么忙,但是聊胜于无,也来凑个热闹。
かわいい子には旅をさせよ(かわいいこにはたびをさせよ)多经风雨方成才
解釈:子供がかわいいなら、甘やかさないで世間に出して苦労をさせたほうがよい
ということ。
例文:かわいい子には旅をさせよというから、そろそろ突き放して自立させよう/俗
话说多经风雨方成才,该是让孩子放飞的时候了。
閑古鳥が鳴く(かんこどりがなく)万籁俱寂;生意萧条
解釈:①人がいなくてさびしい様子。②商売がはやらないこと。
例文:不景気で店では閑古鳥が鳴いている/因为不景气店里的生意很不兴
旺。
堪忍袋の緒が切れる(かんにんぶくろのおがきれる)忍无可忍 解釈:怒りをこらえていた我慢が限界になり爆発すること。
例文:あの人のわがままには堪忍袋の緒が切れた/那个人的任性令人无法忍
受。
雉子も鳴かずば尃たれまい(きじもなかずばうたれまい)祸从口出 解釈:よけいなことをしなければ、害を受けることはないということ。
例文:きじも鳴かずば打たれまいというのに、調子に乗った失言が大臣を失脚さ
せてしまった
木で鼻を括る(きではなをくくる)带答不理
解釈:相手が話しかけてきても、めんどくさそうに冷たい態度をとること。
例文:彼に借金を頼んだら、木で鼻をくくったような返事だった/想向他借钱,可
他的回答非常冷淡。
木に竹を接ぐ(きにたけをつぐ)驴唇不对马嘴
解釈:つり合いが悪いことや、ものごとの筋道が通らないこと。
例文:そんな木に竹を接いだようなことを言われても納得できない/说那些不着
边际的真是难以理喻。
気は心(きはこころ)略表寸心
解釈:尐しでも人に尽くす心があること。
例文:気は心だから、わずかでも謝礼をしておくほうがいい/一点儿心意,虽然很
少,恳请收下。
脚光を浴びる(きゃっこうをあびる)引人注目;崭露头角
解釈:世間から注目され、一躍有名になること。
例文:彼の実力なら、脚光を浴びる日も近い/以他的实力,崭露头角的日子
也快。
九牛の一毛(きゅうぎゅうのいちもう)微不足道
解釈:とるに足らないほど小さなこと。
例文:一万円は彼にとっては九牛の一毛です。遠慮なしに受け取ったらいい/一
万日元对他来讲微不足道,你别客气收下就是啦。
九死に一生を得る(きゅうしにいっしょうをえる)九死一生;死里逃生 解釈:九割助からないほどの危機から、かろうじて命が助かること。
例文:手術が成功して彼女は九死に一生を得た/由于手术成功,她得以死
里逃生。
窮すれば通ず(きゅうすればつうず)急中生智
解釈:人は行き詰ると、いい考えが思い浮かび路が開けるということ。
例文:窮すれば通ずでよいアイデアが浮かんだ/急中生智想出一个好主意。
窮鼠猫をかむ(きゅうそねこをかむ)狗急跳墙
解釈:弱いものでも追いつめられると、強い者を負かすこともあるということ。
例文:あまり弱い者いじめはするな、窮鼠猫をかむということもあるからね/不要欺
负弱者,逼急了会出事的。
漁夫の利(ぎょふのり)渔翁得利
解釈:お互い争っている間に、第三者が簡単にその利益を横取りすること。 例文:企業間の争いによって、別の企業が漁夫の利を収めることになった/由于
企业之间的相争,其它企业占得了渔翁之利。
清水の舞台から飛び降りる(きよみずのぶたいからとびおりる)下重大决心
解釈:一生に一度というくらいの大きな決断をして事にあたること。
例文:清水の舞台から飛び降りる思いで家を購入した/下了很大的决心 买
了房子。
軌を一にす(きをいつにす)如出一辙
解釈:同じ道を同じように進むこと。
例文:古今東西悲劇の筋書きは軌を一にしている/古今中外悲剧的情节都
很相似。
臭い物に蓋(くさいものにふた)家丑不可外扬
解釈:悪いことが世間に知られないようにごまかすこと。
例文:臭い物に蓋をするようなやり方には、厳重に抗議すべきだ/对文过饰非
的做法,应当提出严重抗议。
腐っても鯛(くさってもたい)瘦死的骆驼比马大
解釈:すばらしい価値を持っているものは、古くなってもそれだけの価値があるとい
うこと。
例文:久々のステージだったが、腐っても鯛の歌唱力を披露してくれた/尽管是
久违的演出,还是给观众展现了宝刀不老的歌唱实力。
くちびるを噛む(くちびるをかむ)忍气吞声
解釈:くやしさをこらえること。
例文:人前で恥をかかされ、くちびるを噛んでじっと耐える/在众人面前丢了丑,
悔恨地默默地忍耐着。
君子危うきに近寄らず(くんしあやうきにちかよらず)好汉不吃眼前亏 解釈:危ない目にあわないように、言葉やおこないに注意をするということ。
例文:君子危うきに近寄らずというから、ここは慎重に行動しよう/好汉不吃眼
前亏,目前要谨慎行事。
けがの功名(けがのこうみょう)歪打正着;因祸得福
解釈:なにげなくやったことが、偶然良い結果をうむこと。
例文:彼が成功したのはけがの功名だった/他的成功是因过得功。
犬猿の仲(けんえんのなか)水火不相容
解釈:犬とさるのように非常に仲が悪いこと。
例文:おしどり夫婦だったのに今では犬猿の仲だ/原本形影不离的夫妻,现如
今成为死对头。
鯉の滝登り(こいのたきのぼり)鲤鱼跳龙门
解釈:人が目的達成のために一気に歩み進むこと。
例文:彼は優秀な人だから、役所でも鯉の滝登りに出世するだろう/他很优秀,
所以今后在机关里会出人头地的吧。
光陰矢のごとし(こういんやのごとし)光阴似箭
解釈:月日がたつのは、矢が飛ぶように早いということ。
例文:高校を卒業して40年、まったく光陰矢のごとしですね/高中毕业都40年
了,真是光阴如梭啊。
後悔先に立たず(こうかいさきにたたず)后悔莫及
解釈:ものごとはよく考えて全力でやるのがよいということ。
例文:今更とやかく言っても後悔先に立たずだ/事到如今再说这说那,后悔
已经来不及了。
郷に入っては郷に従え(ごうにはいってはごうにしたがえ) 入乡随俗 解釈:その土地へ行ったら、その土地の習慣にしたがうのがよいということ。
例文:郷に入っては郷に従えだから、あまり生活が派手にならないようにしている/
入乡随俗,所以生活不要太奢华。
弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり)智者千虑必有一失 解釈:どんな名人でも、時には失敗することがあるということ。
例文:弘法にも筆の誤りで、舞台でセリフを忘れることがないようにしてください/智
者千虑必有一失,舞台上千万别忘了台词。
紺屋の明後日(こうやのあさって)一拖再拖;不守信用
解釈:あてにならない約束のこと。
例文:あの人は紺屋の明後日で、あと一日、あと一日と代金の支払いを延ばし
ている/他不遵守约定的日期,一天又一天拖延货款。
故郷に錦を飾る(こきょうににしきをかざる)衣锦还乡
解釈:成功者となって、はれがましい思いでふるさとへ帰ること。
例文:オリンピックで金メダルを取り、故郷に錦を飾る/夺得奥运会金牌载誉而
归。
虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにはいらずんばこしをえず)不入虎穴焉得虎子
解釈:安全ばかりを考えていたのでは、目的は達成しないということ。
例文:虎穴に入らずんば虎子を得ずだ、失敗するかもしれないが一か八かやって
みよう/不入虎穴焉得虎子,尽管有可能失败,还是碰碰运气试试看吧。
御託をならべる(ごたくをならべる)夸夸其谈
解釈:自分勝手な理屈をもっともらしく言うこと。
例文:くどくど御託をならべていないで、仕事を始めなさい/别没完没了地夸夸
其谈了,开始干活吧。
ごまめの歯ぎしり(ごまめのはぎしり)螳臂当车自不量力
解釈:力のないものが、どんなにがんばってもどうにもならないこと。
例文:相手が強すぎる、いくら悔しがってもごまめの歯ぎしりだ/对手太强了,不
管如何懊悔也是螳臂当车不自量力。
小耳にはさむ(こみみにはさむ)听到风声
解釈:聞くつもりはないのにちらっと聞こえてしまうこと。
例文:小耳にはさんだところによると、もうすぐあの二人は結婚するらしい/听到了
有关他俩马上要结婚的传闻。
転ばぬ先の杖(ころばぬさきのつえ)有备无患;防患于未然
解釈:何かを始める前には、失敗しないように準備や用意をしっかりするのがよい
ということ。
例文:転ばぬ先の杖というから、慎重にいこう/为了防患于未然,还是慎重行
事为好。
匙を投げる(さじをなげる)无可救药;撒手不管
解釈:成功する見込みがないとわかりあきらめること。
例文:いくら練習させても上手にならないので、私もとうとう匙を投げた/怎么让
他练也提不高,我也终于撒手不管了。
さわらぬ神にたたりなし(さわらぬかみにたたりなし)多一事不如少一事 解釈:ものごとにかかわらなければ、害を受けることもないということ。
例文:今日の課長は機嫌が悪いから、さわらぬ神にたたりなしで近づかないほうが
いい/今天科长不高兴,还是多一事不如少一事离他远点儿为妙。
三人寄れば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)三个臭皮匠顶过诸葛亮
解釈:一人では良い考えが浮かばなくても、三人寄ればすばらしい考えが出てく
るということ。
例文:三人寄れば文殊の知恵で、みんなで相談すれば良い案も浮かぶだろう/
三个臭皮匠顶过诸葛亮,大家一起商量会找到好办法的。
地獄で仏に会ったよう(じごくでほとけにあったよう)绝路逢生
解釈:非常につらく苦しいときに、思いがけない助けにあうこと。
例文:板切れ一枚につかまって漂流しているのを、運よく漁船に発見された時は
まさに地獄で仏に会ったような気持ちだった/抓住一块木板在海上漂流,幸好被渔船发现,当时的心情就如同见到了活菩萨一样。
失敗は成功のもと(しっぱいはせいこうのもと)失败是成功之母;吃一堑长一智
解釈:失敗しても、その原因が何かを考えて次につなげること。
例文:一度や二度の失敗でくじけるな、失敗は成功のもとというじゃないか/不要
因1、2次的失败而气馁,吃一堑长一智嘛。
しっぽを出す(しっぽをだす)露出马脚
解釈:かくしていた事やごまかしがばれること。
例文:言葉のなまりから尻尾を出してしまった/从他说话的口音中发现了破
绽。
死に花を咲かす(しにばなをさかす)光荣牺牲
解釈:立派な死に方をして、死んだあとに名誉を残すこと。
例文:死ぬまでにこの研究を完成させて、死に花を咲かせたい/想在有生之年
完成该项研究,让它流芳百世。
しのぎを削る(しのぎをけずる)激烈交锋
解釈:はげしく争うこと。
例文:優勝杯をめぐって、両チームがしのぎを削った/两队激烈交锋,争夺冠军。
しびれを切らす(しびれをきらす)等急了
解釈:待ちきれなくてイライラすること。
例文:約束の時間が過ぎても来ないので、しびれを切らして出かけてしまった/约
定的时间过了还没有来,就急着先走了。
十人十色(じゅうにんといろ)各不相同
解釈:何人集まっても、人それぞれちがうこと。
例文:考え方が十人十色だ/人的想法各不相同。
重箱の隅を楊枝でほじる(じゅうばこのすみをようじでほじる) 吹毛求疵;刨根问底
解釈:すみからすみで、または、些細な事まで干渉すること。
例文:取るに足りない些細なことでも、重箱の隅を用事でほじるように追究する/
即便是微不足道的小事,也要刨根问底地进行追究。
朱に交われば赤くなる(しゅにまじわればあかくなる)近朱者赤,近墨者黑
解釈:人は周りの環境によって、よくもなれば悪くもなるということ。
例文:朱に交われば赤くなるで、君の生活態度が悪くなってきたのは友達のせい
だろう/俗话说近朱者赤近墨者黑,所以你的生活态度之所以变得不好恐怕是因为朋友的影响吧。
知らぬ顔の半兵衛(しらぬかおのはんべえ)若无其事;佯作不知 解釈:なにもかも知っていながら、全然知らないふりをする人のこと。
例文:知っているくせに、知らぬ顔をしている/明明知道,却假装不知道。
尻に帆をかける(しりにほをかける)逃之夭夭
解釈:さっさと逃げ出すこと。
例文:悪事がバレそうになり、尻に帆をかけて国外へ逃亡した/察觉到事情要
败露,慌忙逃往国外。
死んで花実が咲くものか(しんではなみがさくものか)留得青山在,不怕没柴烧
解釈:生きているからこそ、よいことがあるということ。
例文:死んで花実が咲くものかと言うじゃないか、受験の失敗くらいで死のうなん
て大ばかだよ/俗话说得好留得青山在,不怕没柴烧。没考好就不想活了,这也太愚蠢了吧。
水魚の交わり(すいぎょのまじわり)鱼水之交
解釈:非常に仲の良い間がらのこと。
例文:彼とは学生時代から水魚の交わりを続けている/从学生时代起,就和
他有着很深的交情。
水泡に帰す(すいほうにきす)化为泡影;化为乌有
解釈:努力したのに、何の甲斐もなく無駄に終わること。
例文:長年の努力も水泡に帰した/多年的努力也化为泡影了。
雀の涙(すずめのなみだ)微乎其微
解釈:きわめて尐ないこと。
例文:今年のボーナスは雀の涙ほどだった/今年的年度奖少得可怜。
雀百まで踊り忘れず(すずめひゃくまでおどりわすれず)江山易改,本性难移
解釈:若い時に身につけたことは、年をとっても忘れることはないということ。
例文:彼はいい年をしてまだ女を追いかけまわしている、まったく雀百まで踊り忘れ
ずだ/他都这么大岁数了,还到处沾花惹草,真是江山易改本性难移。
砂を噛む(すなをかむ)枯燥无味;味同嚼蜡
解釈:味気ない、つまらないこと。
例文:彼女は砂を噛むような気持ちで彼の話を聞いた/她毫无兴趣地听了他
的讲话。
図に乗る(ずにのる)得意忘形;飘飘然
解釈:いい気になって、調子にのること。
例文:あいつは褒めると図に乗る/那家伙,一表扬就得意洋洋。
すねに傷を持つ(すねにきずをもつ)心有隐疚;心中有鬼
解釈:心にやましいことがあること。
例文:すねに傷を持つ身なので、頭が上がらない/因为做过亏心事,抬不起头来。
急いては事を仕損じる(せいてはことをしそんじる)忙中出错;欲速则不达
解釈:急いでいるときほど、落ち着いてやるのがよいということ。
例文:急いては事を仕損じるといわれているから、じっくり考えてから対忚した方が
いい/俗话说欲速则不达,还是仔细考虑后再采取相应的措施为好。
青天の霹靂(せいてんのへきれき)晴天霹雳
解釈:思いがけなく突然起こったできごとのこと。
例文:あの会社が倒産するというニュースは青天の霹靂だった/那家公司倒闭
的消息简直就是晴天霹雳。
善は急げ(ぜんはいそげ)事不宜迟;机不可失
解釈:良いと思ったことは、気が変わらないうちに行動するのが良いということ。 例文:善は急げだ、さっそく始めよう/事不宜迟,赶快开始吧。
千里も一里(せんりもいちり)不远千里来相会
解釈:いとしい人のもとへ行く道のりは どんなに遠くても苦にならないということ。 例文:惚れて通えば千里も一里/有缘千里来相会。
そうは問屋がおろさぬ(そうはとんやがおろさぬ)没那么便宜;没那么简单
解釈:そう簡単には、ことは運ばないということ。
例文:今の成績で推薦入学なんて、そうは問屋が卸さないと思う/以现在的成
绩保送入学,恐怕不会那么顺利的。
備えあれば憂いなし(そなえあればうれいなし)有备无患
解釈:普段から、いざという時のために準備をしておくと、何が起こっても安心だと
いうこと。
例文:備えあればうれいなしで、毎月尐しずつためておいたお金、緊急の出費の
役に立った/有备无患,每个月稍微存一点钱,以备紧急时使用。
傍杖を食う(そばづえをくう)城门失火,殃及鱼池
解釈:自分と関係のない事件に巻き込まれること。
例文:けんかの仲裁に入ってとんだ傍杖を食う/因调停吵架,遭到飞来横祸。
反りが合わない(そりがあわない)脾气不合
解釈:お互いに気持ちがしっくりとしないこと。
例文:あの人とは反りが合わない/脾气和那人合不来。
損して得取れ(そんしてとくとれ)吃小亏,占大便宜
解釈:その時は損をしても、後で大きな利益をとれということ。
例文:損して得取れの安売り商法/先赔后赚的廉价出售的商法。
対岸の火事(たいがんのかじ)隔岸观火;袖手旁观
解釈:大きな出来事でも、自分には関係のない出来事だということ。
例文:わが国にとってもエネルギー危機は対岸の火事だと言っていられない問題
だ/不能说能源危机对我们国家是遥不可及的问题。
太鼓判をおす(たいこばんをおす)打保票;下保证
解釈:絶対にまちがいがないという、自信をもって保証すること。
例文:これは最高級品だと店の主人が太鼓判を押していた/店主打保票说:
这绝对是最高级品。
高嶺の花(たかねのはな)可望不可及;高不可攀
解釈:遠くからながめるだけで、自分の手にすることはできないこと。
例文:今の給料ではマイホームなど高嶺の花だ/以现在的工资,买房简直是
可望不可及的事。
高みの見物(たかみのけんぶつ)袖手旁观;作壁上观
解釈:自分は直接関係なく、他人の行いを面白おかしくながめていること。 例文:政界を引退してから、党内の権利争いに高みの見物でいられる/他从政坛引退之后,对党内的派别之争作壁上观。
宝の持ち腐れ(たからのもちぐされ)怀才不遇;英雄无用武之地 解釈:持っている才能や技術を活用することなく、むだにしていること。
例文:人並み以上の体格をしているんだから、その体格を生かさなければ、宝の
持腐れになってしまうよ/比一般的人身材魁梧,如果不好好利用,空有一副健壮的身躯。
高をくくる(たかをくくる)不屑一顾;不放在眼里
解釈:これくらいのものだろうと、軽く考えること。
例文:簡単に済むだろうと高をくくっていた/以为解决起来很简单。
竹を割ったよう(たけをわったよう)心直口快;干脆
解釈:こだわりのないさっぱりとした性質のこと。
例文:竹を割ったようなさばさばした性格/性格豪爽
叩けばほこりが出る(たたけばほこりがでる)金无足赤、人无完人 解釈:誰でもこまかく調べれていけば、欠点や弱いところが出てくるということ。
例文:人間誰でも叩けばほこりが出るものだ/不管什么人多多少少都会有些
缺点或毛病的。
立つ瀬がない(たつせがない)左右为难;无地自容
解釈:自分の立場がなくなること。
例文:このままではおかしな結果になると思って発言したのに、売名行為のように
とられては立つ瀬がない/我发言是因为觉得这样下去结果会很糟糕,却被说成沽名钓誉,让我左右为难。
立つ鳥後を濁さず(たつとりあとをにごさず)不给别人留下麻烦 解釈:立ち去るものは、きちんと後始末をしておけということ。
例文:立つ鳥後を濁さずで、きちんと身辺の整理をして辞任したい/处理好身
边的事情才辞职,不给别人留下麻烦。
立て板に水(たていたにみず)口若悬河
解釈:勢い良く立て続けにしゃべりまくること。
例文:立て板に水を流すように話す。/口若悬河般地说
棚から牡丹餅(たなからぼたもち)天上掉馅饼;瞎猫碰见死耗子 解釈:思いがけない幸運に恵まれること。
例文:拾った宝くじが一等にあたるなんてまるで棚からぼたもちだ/真是天上掉馅
饼,捡到的彩票中了一等奖,。
棚に上げる(たなにあげる)置之不理;束之高阁
解釈:なすべきことに手をつけないで先延ばしすること。
例文:彼は自分のことは棚に上げて他人の批判ばかりをする/他把自己的问题
放在一边,光去批评他人。
他人の飯を食う(たにんのめしをくう)步入社会;走入社会
解釈:親もとを離れて、他人の間で苦労を味わい、社会の経験を積むこと。 例文:他人の飯を食って、初めて人の世の厳しさが分かった/步入社会后才感
到人世间的艰辛。
旅は道連れ世は情け(たびはみちづれよはなさけ)出门靠朋友,处事靠人情
解釈:互いに助け合い、励ましあうことが大切だということ。
例文:旅は道連れ世は情けだ、老後は助け合っていこう/出门靠朋友,处事靠
人情。到老了咱们相互帮助吧。
駄目をおす(だめをおす)叮问;问明白
解釈:大丈夫とわかっていても、もしものことを考えてさらに確認すること。
例文:ほんとうにこれで良いのかと駄目をおす/再三叮问:这样真的可以了吗。
短期は損気(たんきはそんき)急性子吃亏;着急吃不了热包子 解釈:気が短くて怒りっぽいと、自分の損になることが多いということ。
例文:短期は損気でせっかちに事を運ぶから、まとまる話もこわれてしまう/急性
子吃亏,以致快要谈成的事情告吹了。
断腸の思い(だんちょう)悲痛万分
解釈:はらわたがちぎれるほどの悲しみ、つらさのこと。
例文:年老いた両親を残し、断腸の思いで故郷をあとにする/告别年迈的父
母,悲伤地离开了故乡。
竹馬の友(ちくばのとも)青梅竹马;总角之交
解釈:おさな友達のこと。
例文:30年ぶりに故郷に帰り、竹馬の友と再会する/时隔三十年重返故乡,
与孩提时代的朋友相见。
血で血を洗う(ちでちをあらう)骨肉相残
解釈:暴力は暴力で、悪いことは悪いことで対抗すること。
例文:戦国時代には、血で血を洗う悲劇も多く見られた/战国时代发生过很
多骨肉相残的悲剧。
血も涙もない(ちもなみだもない)冷酷无情;狠毒
解釈:人の情けも思いやりの心もまったくないこと。
例文:あの人は血も涙もない/那个人是个冷血动物。
ちりも積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる)积少成多 解釈:どんな小さなことでも、積み重なれば大きなことになるということ。
例文:尐しづつでもいいから貯金をするといいよ、ちりも積もれば山となるというからね/还是存点钱为好,哪怕每次只存一点点,积少成多嘛。
月とすっぽん(つきとすっぽん)天壤之别
解釈:似ていても、比べものにならないくらいかけ離れていること。
例文:二人の実力の差は月とすっぽんほど大きい/他俩的实力悬殊太大。
辻褄を合わせる(つじつまをあわせる)合乎逻辑
解釈:もっともらしく、話しの筋道が通るようにすること。
例文:そんな辻褄を合わせない言い訳を誰が信じるものですか/有谁相信如此
不合逻辑的辩解呢?
角を出す(つのをだす)(女人)妒嫉;吃醋
解釈:やきもちをやくこと。
例文:尐しくらい遅くなって角を出す女房だ/她是个丈夫稍微晚点回家就吃
醋的老婆。
壷にはまる(つぼにはまる)抓住关键;如愿以偿
解釈:こちらの思ったとおりになること。
例文:あの先生の講義は、説明が壷にはまっていて分かりやすいので評判になっている/那位老师的课要点清晰、通俗易懂,受到学生的好评。
旋毛が曲がる(つむじがまがる)(故意)找别扭;耍脾气;闹情绪 解釈:素直でないこと。
例文:彼は一度旋毛が曲がってしまうと、てこでも動かなくなる/他一旦耍起脾
气来,就死不听劝。
爪に火をともす(つめにひをともす)非常吝啬;非常节约
解釈:すごくけちなこと。
例文:爪に火をともすような生活をしてやっと家を建てた/过着极其节俭的日子,
终于盖起了自己的房子。
面の皮が厚い(つらのかわがあつい)厚颜无耻
解釈:恥知らずでずうずうしいこと。
例文:平気で一時間も遅刻するなんて面の皮が厚いやつだ/那么无所谓地迟
到1个小时,真是个厚颜无耻的家伙。
鶴の一声(つるのひとこえ)一声令下
解釈:大勢での話し合いが決まらないとき、すぐれた人物の一言が他の意見をお
さえて、話し合いをまとめてしまうこと。
例文:社長の鶴の一声で工場拡張が決まってしまった/社长一句话,工厂扩
建的事情就定下来了。
てこでも動かぬ(てこでもうごかぬ)坚定不移;坚持己见
解釈:どんな方法でやってもびくともしないこと。
例文:彼は一度こうだと決めたらてこでも動かない/他一旦决定了,就谁也改
变不了他的主意。
手塩にかける(てしおにかける)亲手抚养
解釈:自らめんどうをみること。
例文:手塩にかけて育ててきたチーム/亲手培育起来的队伍
鉄は熱いうちに打て(てつはあついうちにうて)趁热打铁
解釈:やる気のあるうちにせよ、時期をはずすとうまくいかないということ。
例文:鉄は熱いうちに打て、情操教育なら今のうちだ/打铁要趁热,情操教育
要从现在开始。
手取り足取り(てとりあしとり) 手把手地教;连拉带扯
解釈:懇切丁寧に教え導くようすのこと。
例文:手取り足取りして教えても、成績は一向によくならなかった/手把手地教
他,可成绩一点儿也没有提高。
手にあまる(てにあまる)棘手;应付不了
解釈:もてあますこと。
例文:この仕事は私の手にあまる/这个工作我胜任不了。
手につかない(てにつかない)心不在焉
解釈:集中できないこと。
例文:忙しくて外に出られないので、子供を使いに出したが、かえって気がかりで
仕事に手につかない/没有时间外出,所以打发孩子去跑腿,反而因担心不能集中精力工作。
手に乗る(てにのる)中计
解釈:だまされること。
例文:うまいことを言ってその仕事をさせようとしてもその手には乗らない/花言巧
语想把工作硬推给我,我才不会上他的当。
手前みそ(てまえみそ)自吹自擂
解釈:自分で自分のしたことをほめること。
例文:手前味噌を並べる/王婆卖瓜,自卖自夸。
手も足も出ない(てもあしもでない)一筹莫展;束手无策 解釈:どうすることもできないこと。
例文:相手が強すぎて手も足も出ない/对手太强了,我们毫无办法。
出る杭は打たれる(でるくいはうたれる)树大招风;枪打出头鸟
解釈:他の人より目立っていたり優れたりしていると、憎まれたり邪魔をされたりす
ること。
例文:出る杭は打たれるというから、個性を出しすぎてはいけない/俗话说枪打
出头鸟,不能太张扬个性。
手を替え品を替え(てをかえしなをかえ)千方百计;想方设法 解釈:あれこれと方法を替えること。
例文:手を替え品を替え説得する/千方百计地劝说。
天狗になる(てんぐになる)自负;骄傲
解釈:得意になって自慢すること。
例文:先生にほめられ天狗になる/被老师表扬就跷起了尾巴。
天に唾す(てんにつばきす)搬起石头砸自己的脚
解釈:他人をいやな目にあわすと、かえって自分がひどい目にあうということ。
例文:相手のあら探しばかりしていると、天に唾すということになりかねない/总是
议论别人的缺点,容易弄巧成拙,等于搬起石头砸自己的脚。
天は二物をを与えず(てんはにぶつをあたえず)人无完人;人无十全十美
解釈:良いところばかり、悪いところばかりの人間はいないということ。
例文:天は二物をを与えずとはよく言ったもので、彼は秀才だが体が弱い/俗话
说的好人无完人,他虽然头脑聪明,但是身体羸弱。
峠を越す(とうげをこす)度过盛期;过了危险期
解釈:もっともむずかしい時期を越えて、見通しがついてくること。
例文:熱も下がったし、どうやら峠を越したようだ/烧退了,好不容易过了危险
期。
同病相憐む(どうびょうあいあわれむ)同病相怜
解釈:似たような立場にいるもの同士は、相手のことがよくわかり理解しあえるとい
うこと。
例文:入賞できなかった二人は、同病相憐れむように片隅で杯を傾けていた/没
能获奖的两个人似乎同病相怜,在角落里借酒消愁。
遠い親戚より近くの他人(とおいしんせきよりちかくのたにん)远亲不如近邻
解釈:いざという時は遠くに住んでいる親類より、近くの他人のほうが頼りになると
いうこと。
例文:遠い親戚より近くの他人のとおり、事故にあったときは近所の人達にすっか
りお世話になった/真是远亲不如近邻。出事儿的时候邻居们帮了大忙。
時は金なり(ときはかねなり)时间就是金钱
解釈:時間もお金も大切なものなので無駄にしてはいけないということ。
例文:時は金なりだ、時間をむだにするな/时间就是金钱,不要浪费时间。
どこ吹く風(どこふくかぜ)若无其事
解釈:自分には何の関係もなく関心もないようすのこと。
例文:親の心配などどこ吹く風と遊び回っている/全然不顾父母的担心,到处
闲逛。
鳶が鷹を生む(とびがたかをうむ)鸡窝里飞出金凤凰
解釈:平凡は親からすぐれた子供が生まれること。
例文:鳶が鷹を生むというのは失礼な話になるが、彼の息子はすばらしい秀才だ
そうだ/说老子不如儿子也许有些失礼,不过听说他儿子很优秀。
虎の尾をふむ(とらのおをふむ)虎口拔牙
解釈:非常に危険なことをすること。
例文:虎の尾をふむ心地である/觉得非常危险。
虎の子(とらのこ)珍爱的东西;珍藏的财物
解釈:大切にして手離さないもののこと。
例文:虎の子の金貨を盗まれた/珍藏的金币被盗。
泥を吐く(どろをはく)坦白交待
解釈:きびしく追求されて、隠していたことを白状すること。
例文:警察で厳しい取調べを受け、ついに泥を吐く/在警察的严厉审讯下,终
于交待了罪行。
団栗の背比べ(どんぐりのせいくらべ)半斤八两;不相上下 解釈:どれもみな平凡ですぐれたものがないこと。
例文:このクラスの生徒はみなどんぐりの背くらべだ/这个班级的学生没有特别
优秀的。
内助の功(ないじょのこう)贤内助
解釈:妻が家庭にいて、夫が外で安心して働けるように助けること。
例文:彼が成功したのは奥さんの内助の功によるところが大きい/他能取得今
天的成功,多靠夫人的相助。
無い袖は振れぬ(ないそではふれぬ)巧妇难为无米之炊;爱莫能助 解釈:いくら出してやりたくても、ないものは出しようがないこと。
例文:金を貸してやりたくても、ない袖は振れないからな/尽管想借给你钱,但
是没有。实在是爱莫能助啊。
泣かず飛ばず(なかずとばず)不声不响;默默无闻
解釈:活躍の時期が来るまで何もしないでじっとしていること。
例文:彼は引退してしばらく泣かず飛ばず野生活を続けた/他引退后,一段时
间内过着默默无闻的生活。
流れにさおさす(ながれにさおさす)顺应潮流;一帆风顺
解釈:調子に乗ってきたところに、いいことが重なり物事がさらに順調に進むこと。 例文:彼はうまく流れにさおさして、今日の地位を筑きあげた/他巧妙地顺应时
代潮流,建立了今天的地位。
泣き面に蜂(なきつらにはち)雪上加霜;屋漏更遭连夜雨
解釈:悪いことが起きているのに、さらに悪いことが起きるということ。
例文:免許証を失くしたうえに、追突事故まで起こすとはまったく泣き面に蜂だ/
驾照丢了,又遇上了追尾事故,真是雪上加霜。
なくて七癖(なくてななくせ)世无完人
解釈:癖はだれにでもあるということ。
例文:なくて七癖あって四十八癖というが、自分の癖にはなかなか気づかない/
人或多或少都有这样那样的缺点,只是自己没有意识到自己的毛病。
情けが仇(なさけがあだ)好心办坏事;好心不得好报
解釈:良いと思ってしたことが、かえって悪い結果になってしまうこと。
例文:この世の中には、情けがあだになる事もしばしばある/在这个世上,好心
不得好报的事屡见不鲜。
生木を裂く(なまきをさく)棒打鸳鸯
解釈:愛し合っている二人の仲を、他人がむりやり別れさせること。
例文:今の二人に別れろと言うのは生木を裂くようなものだ/现在让两个人分
开,像是棒打鸳鸯。
習うより慣れよ(ならうよりなれよ)熟能生巧
解釈:教えられるより自分でしたほうがうまくなるということ。
例文:語学は習うより慣れよだといわれる/语言学习重要的是熟能生巧。
二階から目薬(にかいからめぐすり)隔靴搔痒
解釈:ものごとがうまくいかなくなったり、まったくきき目がないということ。
例文:彼にはいくら注意しても二階から目薬だからいやになる/不管怎么提醒他
都不起作用。
逃げるが勝ち(にげるがかち)三十六计走为上策
解釈:戦わないで逃げたほうがかえって良いこともあるいうこと。
例文:酔っ払いにか絡まれたときは、相手にせず逃げるが勝ちだ/被醉鬼纠缠时,
不要理他,走为上策。
西も東も分からない(にしもひがしもわからない)人生地不熟;不通事理 解釈:方角がまったくわからないこと。物事の分別をする能力がないこと。
例文:西も東も分からない国で受けた親切はすごくありがたかった/非常难得,在
一个陌生的国度得到他人的亲切关怀。
似ても焼いても食えぬ(にてもやいてもくえぬ)软硬不吃
解釈:どんな手段をとっても、方法がなくどうにもならないこと。
例文:彼は似ても焼いても食えないやつだ/他是一个软硬都不吃的家 伙。
二度あることは三度ある(にどあることはさんどある)一而再再而三;祸不单行
解釈:物事はくり返しおこるものだから、失敗しないように注意するということ。 例文:また事故にあったそうだが、二度あることは三度あるというから気をつけたほ
うがいい/听说有出事了。你要当心有第二回就会有第三回。
二の舞を演じる(にのまいをえんじる)重蹈覆辙
解釈:前の人の失敗を見ておきながら、自分も同じ失敗を繰り返すこと。
例文:前回の二の舞を演じないように一生懸命練習する/拼命练习,以避免
重蹈覆辙。
二枚舌を使う(にまいじたをつかう)说一套做一套
解釈:うそをつくこと。
例文:二枚舌を使う政治家もいる/有的政治家说一套做一套。
ぬかに釘(ぬかにくぎ)无济于事;白费力气
解釈:何の手ごたえもなく、効き目もないようすのこと。
例文:この子はいくら叱ってもぬかに釘だ/这个孩子怎么批评他都白费。
盗人に追い銭(ぬすびとにおいせん)赔了夫人又折兵
解釈:損をしたうえにさらに損をすること。
例文:寄付をしたうえに高い品まで買わされるとは、盗人に追い銭だ/捐了钱还
让买高价货,真是赔了夫人又折兵。
濡れ衣を着せる(ぬれぎぬをきせる)背黑锅;冤枉人
解釈:おかしていない罪を負わされること。
例文:友人に濡れ衣を着せて、自分は涼しい顔をしている/让朋友背黑锅,自
己装着若无其事的样子。
濡れ手で粟(ぬれてであわ)不劳而获
解釈:何の苦労もせずに利益をあげること。
例文:こんなに簡単に儲かるなんて、まったく濡れ手で粟だ/钱这么容易赚,真
是一攫千金。
濡れぬ先の傘(ぬれぬさきのかさ)未雨绸缪
解釈:失敗しないように前もって用心しておくこと。
例文:濡れぬ先の傘の用意をするつもりで安全第一に心がけなさい/必须多加
小心,做到未雨绸缪,注意安全第一。
願ったり叶ったり(ねがったりかなったり)如愿以偿;称心如意 解釈:ものごとがこちらの思っているとおりになること。
例文:そうしていただけるのなら願ったり叶ったりです/如果您能这么办,正合我
的心意。
猫に小判(ねこにこばん)对牛弹琴;明珠暗投
解釈:値打ちのわからない者には何の役にもたたないということ。
例文:この書物は彼にやっても猫に小判だ/把这本书给他等于明珠暗投。
猫の目のよう(ねこのめのよう)变化无常;千变万化
解釈:その時の様子によって、くるくると目まぐるしくかわること。
例文:このごろの天気は猫の目のように変わる/自己的天气变化无常。
寝た子を起こす(ねたこをおこす)没事找事;自找麻烦;无事生非 解釈:治まっていることに、再びめんどうなことをしてしまうこと。
例文:そんなことをすれば、寝た子を起こすようなものだ/那样做,岂不是没事找
事吗?
根堀り葉堀り(ねほりはほり)刨根问底;追根究底
解釈:何から何までしつこく問いただすこと。
例文:事故の様子について警察官に根堀り葉堀り尋ねられる/警察刨根问底
地盘问我事故的情形。
寝耳に水(ねみみにみず)突如其来;晴天霹雳
解釈:突然思いがけないことを聞いてびっくりすること。
例文:彼女の死の知らせは寝耳に水で、すぐには信じられなかった/她去世的噩
耗来的太突然,一时半会儿无法接受。
根も葉もない(ねもはもない)毫无根据;无中生有
解釈:何の根拠もないこと。
例文:それは根も葉もない話だ/那是无稽之谈。
念には念を入れよ(ねんにはねんをいれよ)倍加小心;慎之又慎 解釈:こと細かに注意して何の手落ちもないようにすること。
例文:十分時間をかけ、念には念を入れてやりなさい/请你花足够的时间,非
常仔细地去做。
能ある鷹は爪を隠す(のうあるたかはつめをかくす)真人不露相
解釈:すぐれた能力のある人は、普段はそれを見せずにかくしているということ。 例文:能ある鷹は爪を隠すというが、ほんとうに物事を知っている人は、かえって謙
虚に振る舞うものだ/真人不露相,真正博学的人一举一动反而特别谦逊。
乗りかかった船(のりかかったふね)骑虎难下;欲罢不能
解釈:一度かかわりをもったことは、途中でやめたり身をひいたりできないこと。 例文:乗りかかった船だ、最後まで頑張ろう/欲罢不能,坚持到底吧。
のれんに腕押し(のれんにうでおし)白费力气;毫无成效
解釈:何の手ごたえもなくはりあいがないこと。
例文:何度交渉してものれんに腕押しに終わる/不管怎么交涉都无济于事。
背水の陣(はいすいのじん)背水一战
解釈:絶対に退かないという必死の覚悟でものごとを行なうこと。
例文:背水の陣でを敶いて強敵と対戦する/于强大的敌人决一死战。
馬脚をあらわす(ばきゃくをあらわす)现原形;露出马脚
解釈:かくしていた悪いことがばれること。
例文:彼はとうとう馬脚を現した/他终于现了原形。
薄氷をふむ(はくひょうをふむ)如履薄冰;身临险境
解釈:非常に危険な状況に身を置くこと。
例文:不況を乗り切るまでは薄氷をふむ思いだった/在度过经济萧条之前,战
战兢兢,如履薄冰。
化けの皮を現す(ばけのかわをあらわす)原形毕露
解釈:隠していた正体、真相をあらわにすること。
例文:誘導尋問に引っかかって、化けの皮を現した/中了套供之计,真相毕露
了。
箸にも棒にもかからぬ(はしにもぼうにもかからぬ)软硬不吃;无计可施;不可救药
解釈:何ひとつとして、とりえがないこと。
例文:箸にも棒にもかからない务等性/不可救药的劣根性。
蜂の巣をつついたよう(はちのすをつついたよう)乱成一团;象捅了马蜂
窝一样
解釈:大勢の人が、騒いで手がつけられないこと。
例文:大地震が起きるというデマが飛んで、蜂の巣をつついたような大騒ぎになる
/大地震的谣传一出来,人们象捅了马蜂窝一样乱成一团。
八方ふさがり(はっぽうふさがり)走投无路;四面楚歌
解釈:すべての面で自分に不利な状況となり、手の打ちようがないこと。 例文:八方ふさがりでどうにもならない/事事行不通,毫无办法。
花より団子(はなよりだんご)去华求实;讲究实惠
解釈:見て美しいものより、実際に役立つほうがよいこと。
例文:花より団子というが、表彰状より金一封のありがたい/讲究实惠,一袋钱
比奖状更受欢迎。
羽をのばす(はねをのばす)无拘无束;放开手脚;无所顾忌
解釈:自由になって、思うぞんぶんのびのびすること。
例文:口うるさい女房がいないので、羽を伸ばすことができた/爱唠叨的老婆不
在,可以无拘无束了。
歯の抜けたよう(はのぬけたよう)冷冷清清;残缺不全
解釈:あるものがなくなりさびしくなること。
例文:いつもにぎやかな弟がいなくて、家の中は歯の抜けたようだった/家里没有
了活蹦乱跳的弟弟,显得很冷清。
鼻を高くする(はなをたかくする)翘尾巴;得意洋洋;趾高气扬 解釈:得意そうにすること。
例文:褒められてすっかり花を高くしてしまった/受到表扬,尾巴跷到天上去了。
花を持たせる(はなをもたせる)荣誉让给别人;给人面子
解釈:わざと負けて手柄を相手にゆずってやること。
例文:若者に花を持たせる/把荣誉让给年轻人。
腹の皮がよじれる(はらのかわがよじれる)笑破肚皮;非常可笑 解釈:おかしくてたまらないこと。
例文:可笑しくて腹の皮がよじれそうだ/滑稽得让人笑破肚皮。
腫れ物にさわるよう(はれものにさわるよう)提心吊胆;小心翼翼 解釈:おそるおそる慎重に扱うこと。
例文:若い両親は腫れ物に触るように赤ちゃんを扱った/年轻父母小心翼翼地
照料婴儿。
歯を食いしばる(はをくいしばる)咬紧牙关;极力忍耐
解釈:怒りや くやしさなどを我慢するようすのこと。
例文:大学合格を目指し、歯を食いしばって頑張る/为了考上大学,咬紧牙
关,勤奋努力。
一泡吹かせる(ひとあわふかせる)使人大吃一惊
解釈:不意をついて慌てさせること。
例文:油断しているすきに、敵に一泡吹かせてやろう/趁敌人疏忽大意之际,
打他个措手不及。
人肌脱ぐ(ひとはだぬぐ)全力相助;两肋插刀
解釈:困っている人を本気で助けて世話をすること。
例文:そういう話なら、私も人肌脱ぎましょう/要是这样的话,我也出把力。
人を食う(ひとをくう)目中无人;轻视;看不起
解釈:人を馬鹿にすること。
例文:彼の人を食った態度は実に不愉快だ/他那目中无人的态度真让人讨
厌。
人を見たら泥棒と思え(ひとをみたらどろぼうとおもえ)防人之心不可无 解釈:軽がるしく人を信用してはいけないということ。
例文:海外旅行で町を歩く時の心得は、人を見たら泥棒と思えだという/海外
旅行的经验告诉我逛街时要防人之心不可无。
火に油をそそぐ(ひにあぶらをそそぐ)火上浇油
解釈:勢いの盛んなものに、さらに勢いをそえること。
例文:抗日感情の激しい折、大臣の失言は火に油を注ぐ結果となった/反日
情绪日渐高涨时,大臣的失言给紧张的事态火上浇油。
火の車(ひのくるま)生活拮据
解釈:経済のやりくりが大変なこと。
例文:最近の物価高で台所は火の車だ/最近由于物价上涨,饮食生活捉
襟见肘。
日の目を見る(ひのめをみる)公布于世;问世
解釈:世の中に知られていなかったことが、ようやく人々に知られるようになること。 例文:この作品もようやく日の目を見るようになった/这部作品终于公之于世
了。
百聞は一見にしかず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)百闻不如一见 解釈:人の話を何回も聞くより、自分の目で確かめるほうがよく分かるということ。 例文:百聞は一見にしかずで、とにかく現場へ行ってみよう/百闻不如一见嘛,
先去现场看看。
瓢箪から駒が出る(ひょうたんからこまがでる)弄假成真;笑谈变成事实 解釈:ありそうにないことが本当になること。
例文:ひょうたんからこまが出て、外国への研修が実現することになった/戏言成
事实,实现了到国外进修的梦想。
貧乏くじを引く(びんぼうくじをひく)倒霉;走厄运
解釈:損な役まわりにあたること。
例文:貧乏くじを引いたのは僕だ/倒霉的是我。
袋のねずみ(ふくろのねずみ)瓮中之鳖
解釈:逃げ出すことができない状況のこと。
例文:周囲を完全に包囲したから、犯人はもう袋のねずみだ/周围全都被包围
了,犯人如瓮中之鳖,逃脱不了了。
篩にかける(ふるいにかける)筛选
解釈:一定の基準で、悪い物を取り除いて良い物を選び出すこと。 例文:審査を繰り返して作品を篩にかける/反复审查严格筛选作品。
屁のかっぱ(へのかっぱ)轻而易举;无足挂齿;满不在乎 解釈:なんとも思わないこと。
例文:そんなことは屁のかっぱさ/那种事不值一提。
弁慶の立往生(べんけいのたちおうじょう)进退维谷
解釈:前にも進めず、うしろにも退けず、動きがとれないこと。
例文:このままでは弁慶の立往生になってしまう。何とか打開策はないか/这样
下去会进退两难,有没有什么解决办法?
弁慶の泣き所(べんけいのなきどころ)致命弱点;强者的弱点 解釈:どんなにすばらしい人でも、必ず弱点はあるということ。
例文:酒ぐせが悪いのが、彼にとっては弁慶の泣き所だ/酒后胡闹是他唯一的
缺点。
棒に振る(ぼうにふる)白白浪费;断送
解釈:それまでの努力や苦心の結果をすっかり無駄にすること。
例文:せっかくの休日を棒に振った/白白浪费了难得的假日。
ほぞを噛む(ほぞをかむ)后悔莫及
解釈:取り返しがつかず、後悔すること。
例文:今それをしないと、後でほぞを噛むことになるだろう/如果你现在放弃的
话,将来会后悔的。
仏の顔も三度(ほとけのかおもさんど)容忍有度,事不过三
解釈:どんなにおとなしい人でも、いやなことを繰り返しされれば怒りだすというこ
と。
例文:また約束違反とは。仏の顔も三度、もう許せない/又违约了,事不过三,
这次不能原谅你了。
骨身を削る(ほねみをけずる)粉身碎骨;拼命
解釈:体がやせるほど苦労すること。
例文:骨身を削って働く/拼命地工作
盆と正月が一緒に来たよう(ぼんとしょうがつがいっしょにきたよう)双喜临门;忙得不可开交
解釈:うれしいことが重なること。
例文:盆と正月が一緒に来たような忙しさで、休暇も取れない/忙得不可开交,
连假都休不了。
魔がさす(まがさす)鬼迷心窍;鬼使神差
解釈:思いもよらぬ悪い考えが起きること。
例文:彼が盗みをするなんて、きっと魔がさしたにちがいない/他居然偷人家的
东西,一定是鬼迷心窍了。
枕を高くする(まくらをたかくする)高枕无忧
解釈:何の心配もなく安心して寝ること。
例文:放火魔も捕まって、今夜から枕を高くして眠れる/纵火犯被抓住了,今
晚开始可以高枕无忧了。
負けるが勝ち(まけるがかち)以退为进;坏事变好事
解釈:相手に勝ちをゆずると、かえって良い結果になることがあるということ。
例文:負けるが勝ちだ、今すぐ引き下がることにしよう/以退为进,现在马上就
此作罢。
的を尃る(まとをいる)抓住要点
解釈:正確に事の要点をとらえること。
例文:彼の発言は的を尃ている/他的发言抓住了要害。
まな板の鯉(まないたのこい)俎上之鱼,任人宰割
解釈:自分ではどうしようもできない状態のこと。
例文:手術を前にして、まな板の鯉の気持ちだ/手术在即,怀着一种听之任
之的心情。
ミイラ取りがミイラになる(みいらとりがみいらになる)适得其反 解釈:相手を説得しようとして、反対に相手の意見に賛成してしまうこと。
例文:妹を迎えに行ったはずのところが自分も上がりこんでしまっては、ミイラ取りが
ミイラになったものだ/本来是去接妹妹的,结果自己也跑进去出不来了,真是适得其反。
見掛けによらない(みかけによらない) 不可貌相;不能只看外表 解釈:外見からだけではよくわからない。
例文:人は見掛けによらぬものだ/人不可貌相。
身から出た錆(みからでたさび)自作自受;自食其果;咎由自取 解釈:自分のしたことで、結局自分が苦しむこと。
例文:これは身から出た錆だ。誰をも恨まない/这是自作自受,谁也不怨。
味噌も糞も一緒(みそもくそもいっしょ)不分青红皂白;好坏不分;鱼龙混杂
解釈:性質のことなるものを、区別しないで何もかも一緒にすること。
例文:味噌も糞も一緒にした扱いをされては迷惑だ/好坏不分的做法让人为
难。
三日坊主(みっかぼうず) 三天打鱼两天晒网
解釈:転じて、飽きやすく、ひとつのことが長続きしない人のこと。
例文:三日坊主では成功は望めぬ/干什么事没有长性是不会成功的
身もふたもない(みもふたもない)赤裸裸;直截了当;毫不隐讳 解釈:直接すぎて話しの続けようがないこと。
例文:何とも身もふたもない言い方をする/说得太直截了当了。
身を粉にする(みをこなにする)不辞劳苦;粉身碎骨
解釈:一心に努力すること。
例文:身を粉にして働く/拼命工作。
向かうところ敵なし(むかうところにてきなし)所向无敌
解釈:あまりにも強すぎて、誰も手向かう者がいないこと。
例文:あのチームは連戦連勝、まさに向かうところ敵なしといった感じだ/那支球
队屡战屡胜,真是所向无敌。
虫の息(むしのいき)奄奄一息
解釈:今にも死にそうなくらい、かすかな息。
例文:道端に虫の息で倒れていたところを助けてもらった/奄奄一息地倒在路
旁时得救了。
虫の层どころが悪い(むしのいどころがわるい)情绪不好;心情不顺 解釈:きげんが悪く、ちょっとしたことにもすぐに腹を立てること。
例文:彼は今、虫の层どころが悪く返事もしない/他现在心情不好没有回话。
名物にうまい物なし(めいぶつにうまいものなし)名不符实
解釈:宣伝文句は期待はずれなことが多いということ。
例文:見かけばかりで味はだめ、名物にうまい物なしだ/看上去不错味道不行,
真是名不符实。
目と鼻の間(めとはなのあいだ)近在咫尺
解釈:すぐ近くのこと。
例文:ここから学校までは目と鼻の間にある/从这儿到学校很近。
目に入れても痛くない(めにいれてもいたくない)放在眼里不觉得疼;放在嘴里怕化了
解釈:普通、異物が目に入ると痛くてたまらないものだが、溺愛するものの場合
はかわいさが先立ち、何でも無批判に受け入れる。
例文:彼女は目に入れても痛くないほど孫娘を可愛がっている/她非常疼爱孙
女,视若掌上明珠。
目の正月(めのしょうがつ)大饱眼福
解釈:きれいな物を見て楽しむこと。
例文:こんな素晴らしい踊りを見せてもらって、本当に目の正月になった/让我看
来这么精彩的舞蹈,真是大饱眼福。
餅は餅屋(もちはもちや)行行出状元;事事有行家
解釈:何事もそれぞれの専門家がいるので、任せるのが一番良いということ。 例文:餅屋は餅屋で、法律のことは弁護士にまかせよう/办事要靠内行,法律
事宜就让律师来做。
元のさやに収まる(もとのさやにおさまる)破镜重圆;言归于好 解釈:縁の切れたもの同士が、再び元の状態になること。
例文:あの夫婦は、もう元のさやに収まりそうもない/那对夫妇好像无法破镜
重圆了。
元の木阿弥(もとのもくあみ)依然故我;复旧如初
解釈:一度良い状態になったものが、再び元の悪い状態に戻ってしまうこと。 例文:成立しかけた大切な契約が、よけいな一言で元の木阿弥になってしまった
/刚要签约的合同因为一句多嘴的话而搁浅了。
元も子もない(もともこもない)一无所得;本利全丢
解釈:すべてを失って何もならないこと。
例文:試験も試験だけど、体を壊したら元も子もない/考试固然重要,但如果
搞垮了身体,就鸡飞蛋打了。
焼け石に水(やけいしにみず)杯水车薪
解釈:尐しばかりでは、何のききめもないこと。
例文:負債が多すぎて、二百万円くらいの融資では焼け石に水だ/已经是负
债累累,所以200万日元的融资简直就是杯水车薪。
焼けぼっくいには火がつきやすい(やけぼっくいにはひがつきやすい)死灰复燃;旧情复发
解釈:一度切れた関係が、再び元の関係に戻りやすいこと。
例文:かつて交際していた二人が同窓会で再会すると、焼けぼっくいには火がつ
きやすくなる/过去曾经交往过的恋人一旦在同学聚会上见面,恋情很容易死灰复燃。
安物買いの銭失い(やすものがいのぜにうしない)图便宜,买烂货 解釈:安いものを買って得したように思えても、品が悪く何度も買いかえることにな
り、結局損をしてしまうこと。
例文:ずいぶん安いテレビを買ったが、安物買いの銭失いにならないか心配だ/
买了一台很便宜的电视,担心图便宜,质量没有保证。
柳に風と受け流す(やなぎにかぜ)逆来顺受;耳旁风;巧妙地 解釈:逆らわずに上手に受け流すこと。
例文:人の言うことを柳に風と受け流す/把人家的话当耳旁风。
柳の下にいつもどじょうはおらぬ(やなぎのしたにいつもどじょうはおらぬ)不可守株待兔
解釈:一度うまくいったからといって、同じやり方で何度もうまくいくとはかぎらないと
いうこと。
例文:今度の企画も上手くいくとは限らない、柳の下にいつもどじょうはおらぬだ/
这次的策划未必能顺利通过,这次不会再有天上掉馅饼的事了。
藪から棒(やぶからぼう)突如其来;平白无故;没头没脑
解釈:不意に、思いがけないようすのこと。
例文:藪から棒に何を言い出すんだ/没头没脑地说些什么呀。
藪をつついて蛇を出す(やぶをつついてへびをだす)打草惊蛇
解釈:背んさくをし過ぎて、かえって自分の不利になることを引き出してしまうこと。 例文:ここで口出しをすると、藪をつついて蛇を出すことになる/如果现在多嘴的
话,会打草惊蛇的。
病は気から(やまいはきから)病情好坏在于心情
解釈:病気は気持ちしだいで、良くもなれば悪くもなる。
例文:病は気からというから、あまりくよくよ考えない方がよい/病打心上起,不要
忧心忡忡的。
闇から闇(やみからやみ)人不知鬼不觉;暗中处理
解釈:世間に知られないように秘密にして物事を処理すること。
例文:事件を闇から闇へ葬る/暗中把事件遮掩过去了。
闇夜にちょうちん(やみよにちょうちん)雪中送炭
解釈:困っているときに、救いにめぐり合うこと。
例文:君の助力のおかげて、闇夜の提灯、本当に救われた/多亏你的帮助我
才得救,使我在黑暗中看到了希望。
闇夜に鉄砲(やみよにてっぽう)无的放矢
解釈:目標も定まらないまま、当てずっぽうにやってみること。
例文:そんな計画性のない事業では、まるで闇夜に鉄砲だ/那样毫无计划性
的社会工作简直就是无的放矢
矢も楯もたまらず(やもたてもたまらず)迫不及待
解釈:じっとしていられない状態のこと。
例文:矢も楯もたまらず、家を飛び出す/迫不及待地从家中飞奔而出。
油断大敵(ゆだんたいてき)千万不可麻痹大意
解釈:ちょっとした心のすきが大きな失敗を招く原因になるということ。
例文:尐しばかり成績がいいと思ってうぬぼれていたら、油断大敵、いつの間にか
追い抜かれてしまった/稍有点儿成绩就骄傲自满是要不得的,不是何时就会被人超过。
欲と二人づれ(よくとふたりずれ)惟利是图
解釈:欲につられて行動すること。
例文:あの金持ちは欲と二人づれだ/那位富翁惟利是图。
横車を押す(よこぐるまをおす)蛮不讲理
解釈:道理に合わないことを、強引に押し通そうとすること。
例文:父親が娘の結婚に横車を押す/父亲对女儿的婚事横加干涉。
横槍を入れる(よこやりをいれる)从旁干涉;从旁插嘴
解釈:関係ない者がそばから口出しをすること。
例文:せっかくまとまった計画に横槍をいれるな/好不容易做成的计划,不要
节外生枝。
弱り目祟り目(よわりめたたりめ)祸不单行
解釈:続けて災難にあうこと。
例文:会社はリストラになるし交通事故には合うし、弱り目たたり目だ/下岗了,
又遇上交通事故,真是祸不单行。
楽あれば苦あり(らくあればくあり)有乐就有苦
解釈:楽しいことがあると、その後に必ず苦しくつらいことがあるということ。
例文:人生はそう甘くはない、苦あれば楽ありだ/人生并非一帆风顺,有乐也
有苦
良薬は口に苦し(りょうやくはくちににがし)良药苦口利于病
解釈:人から注意されたりすることは不愉快なことだが、結局は自分のためになる
ということ。
例文:良薬は口に苦しで、人の忠告を素直に聞くのはむずかしい/忠言逆耳,
诚恳地接受他人的忠告很难。
類は友を呼ぶ(るいはともをよぶ)物以类聚
解釈:気の合う者や似た者同士は、自然に集まってくるものだということ。
例文:類は友を呼ぶというわけで、いつの間にか社内に囲碁クラブができた/俗语
说物以类聚,人以群分,不知不觉间公司里形成了一个围棋俱乐部。
六十の手習い(ろくじゅうのてならい)活到老学到老
解釈:年をとってから習い事を始めること。
例文:六十の手習いでピアノを習い始めた/活到老学到老,我开始学习钢琴
了。
論より証拠(ろんよりしょうこ)事实胜于雄辩
解釈:ものをはっきりさせるには、議論をするよりも証拠を出すことがいちばんよいと
いうこと。
例文:論より証拠、ここにはっきりと君の指紋が残っている/事实胜于雄辩,在
这儿清晰地留有你的指纹。
輪をかける(わをかける)夸大其词;更甚
解釈:事実よりもおおげさに言うこと。
例文:お姉さんは美人だが、妹はさらに輪をかけて美しい/姐姐长得就很漂亮,
而妹妹更加美丽动人。